ゆなに対するいさの想いは“あるもの”に託される

　旅も2日目。この日も早朝から、まやと×ゆなは2ショットに繰り出す。この後にある“お約束”を果たすべく、昨晩にまやと側から誘いがあったのだ。その“お約束”とは、旅の初日にゆなが語っていた、“彼氏ができたらしたいこと”。ダボダボのパーカーはもう、まやとが身に纏っている。

　2人がビーチに到着。間もなく、「風あるじゃん、着る？」と尋ねるまやと。しかし秋のビーチはいま、完全なる無風状態だ。さらに用意してきたのはフーディではなく、ジップアップタイプ。ダボダボではなく、ゆなにはそこそこジャストサイズという外しがあるのも、相変わらずのまやとらしい可愛さが垣間見えた。そんな彼の申し出にゆなは快く応じる。最低限のミッションクリアだ。まやとが自身が寒くならぬよう、あらかじめ仕込んできたパーカーのなかのロンTも、ようやく陽の目を浴びる。

　ここでのハイライトは、またしてもゆなの“言葉の魔術師”ぶりだ。この旅の最後の告白が男子側からであれば、ゆなを選ぶとまやとが宣言すると、「女子からだったら私からしますね」。続けて、彼女が男子からの人気メンバーでありながら、自分だけが誘い続けているとまやとが省みると、「それでいいんです、それがいいんですよ」。第2話のMVPは、ゆなだ。文句なし。

　だが、そこに突撃したいさ。冒頭から彼女への好意と、まやとへの嫉妬心を打ち明ける。それでも、ゆなは『秋桜編』でいさが恋したもう一名の女子であるしいな（柚来しいな）の存在と、彼が彼女にもう興味を抱いていないことも引っかかっている様子。途中、「前回さ、フったくせにって思うかもしれないんだけど」といういさの言葉に、「うん、思う」と意地悪な笑顔で即答するなど、追求すべきところはしっかりと詰めるタイプのようだ。

　最後にはまやとと同じく、いさも自身のブレスレットを着けてほしいとお願い。ゆなは熟考の末、「受け取りはします」と結論を一旦保留とした。こうした場面では、考えが有耶無耶なまま両方のアクセサリーを着けるメンバーも多いあたり（決してそれも間違いではないが）、ゆながまやとの存在をしっかりと考えていることがよく伝わる。いさのブレスレットの行方は。第3話以降、注目しながらこの旅を追いかけてほしい。

【写真】2話ハイライト（全13枚）

■番組概要
『今日、好きになりました。花梨編』
配信日時：毎週月曜夜10時～
配信チャンネル：ABEMA SPECIALチャンネル
配信URL：https://abema.tv/video/title/90-1600
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