登録者168万人の男性ピアニストYouTuber・よみぃも同場所で設置後すぐに、得意の“音ゲー”曲のカバーを披露。そのほか「もしもオタクが〇〇だったら」という、冴えないオタク風の装いで突然ピアノを弾き始める、街ぐるみドッキリで 知られるポケットウィズも訪れている。

　奇しくも、国内YouTube上でストリートピアノで人気のYouTuberたちは、この1〜2年で頭角を現した人が多いのだ。ハラ ミちゃんもその1人といえる。

　また、コロナ禍で飲食店やイベントの中止、人と話すこともままならなくなった時期に、ストリートピアノは外出時に皆で共有できる一つの希望となった背景もあるだろう。大人や子どもたちが笑顔になっている動画を見て、心が穏やかになった方も多いのではないだろうか。ハラミちゃんもまさに人々の心を癒す1人であり、全国を巡る彼女の音楽に励まされる 人は多い。そして、一度は音楽から離れたものの、大好きだからこそ再び音楽と向き合う彼女の姿勢や、穏やかな人柄に 勇気付けられているのだ。ストリートピアノカルチャーは、世の中の状況下も含めて、今やなくてはならない人々の支えとなっているのだろう。