『霞草編』最注目株のたかや（鈴木崇矢）への“最後のアピールタイム”も、残すはあやね（杉本彩寧）一人に。ここまで、たかやの積極性に反して、彼女側からのアプローチが見られぬ状況にやや不安を抱いてきたが、ようやくそれも杞憂に終わった。というのも、あやねはこの2ショット序盤から、寂しがりやな性格やカップルとして会える頻度など、今後付き合う上での“最終確認”のような質問をなぞっていく。すると、たかやも格闘技で世界チャンプになるという目標を告白。この情報は、先ほどまで2ショットをしたみるき（雨宮未苺）とりな（薄倉里奈）の双方にも明かしていないだけに、彼の本気度を証明するかのようだ。

　そんな“たかやガールズ”のもとにあやねが戻ると、どこからか「みるき！」と呼ぶ声が。振り向くと、後ろの建物の窓から顔を出すこうせい（大久保晃成）が。まるでロミオとジュリエットのような構図で、「女子からのアピールタイムだから直接は誘えないんだけど、オレ、みるきのこと大好きだから！」と、最後まで彼女に想いを伝え切る。対するみるきも、女子メンバーに「（彼の想いに）応えたい」と語っているだけに、単純にその想いを受け流したりはしていないようだ。

　最後は、あつき（千葉亜月）×こはる（増田小春）の2ショット。この2人こそ、お互いに恋のライバルがいないだけに、カップル成立目前なわけだが、あつきの決定力がいまいち欠けている印象も。そこで、あつきは自身の“男らしさ”を見せつけるべく、得意のけん玉に挑戦。

　“剣”の部分に玉が刺されば、この2ショットで手を繋ぐことができる。逆に失敗すれば、その時点で2ショットを終えるという、（少し謎な形での）リスキーな一発勝負に躍り出た。全視聴者の声を代弁するように、こはるが「なんで？」と尋ねるも、その声はもう聞こえない。

　緊張の結果は……見事に成功！ あつきはもうカップル成立したかのような、歓喜の笑顔に。本当に最後までズレたキャラクターが愛おしい。その後、念願の2ショットに入り記念撮影をしたところで、あつきが場を去ろうとした際、こはるは「もう行くの？ 今日話せないからもっと話したい」と一言。そのかわいさには、あつきが先ほどの挑戦から震えっぱなしの手を話せないのも無理ないだろう。こはるも終始、ニコニコ顔だっただけに、もうカップル成立間近か。