また、注目すべきは機能性だけではない。実はこのマキタの防災キット、デザインもなかなかかっこいいのだ。

　マキタのイメージカラーであるターコイズブルーと黒のコントラストをふんだんにあしらっており、一歩間違えれば「ダサさ」を彷彿させてしまうロゴもスタイリッシュであるため、まとまりがある。それでいて老舗の総合電動工具メーカーの製品であるのだからそのギャップにグッとくる。あえて工業デザインっぽいゴツさをすべて排除しないのもマキタらしさを残しまた実に良いのである。

　防災キットとして販売していながら、アウトドアなど様々なシーンでも利用ができるという使い勝手の高いセット。キャンプやお出かけの際に車に積んでおけば、どこにいてもテレビやラジオを視聴でき、スマホの充電にも困らない。

　また、ステイホームが続く昨今では、家族が一斉に家のなかで時間を過ごすこととなり、充電の場所やテレビなどの取り合いが激化する。そんな時に充電式ラジオ付きテレビがあれば優雅に時間を過ごすこともできるだろう。防災キットは災害が起きてから「揃えておけば……」ということが通説だが、汎用できる今こそ買い時なのではないだろうか。

■長門繭
フリーライター兼イラストレーター。ブログ運営を中心に2016年からライターとして活動を開始し2018年に独立。エンタメ系、旅行、テック、時事など得意分野は幅広い。現在はイラストレーターとしても活動中。

画像：Amazonより