たとえば、本仮屋ユイカは昨年6月12日、自身の公式チャンネルに公開した動画で、トレードマークだったロングヘアを14年ぶりにバッサリとカット。また、カットした髪を、様々な理由で髪を失った子供たちへ提供する医療用ウイッグを作る活動「ヘアドネーション」のために寄付することも発表した。久しぶりのショートヘアに本仮屋が「うー軽い！　自分じゃないみたいだ！」と大喜びする姿を見せた本動画は、再生回数71万回（3月23日時点）を記録した。

　また、山本美月は、女性ファッション誌『スプリング』の公式チャンネルで、モデル人生20年にして初めてのショートカットに挑戦する動画を公開し、93万回再生（3月23日時点）をマークした。山本がショートカットにするのは、小学2年生ぶりとのこと。今までのガーリーなイメージを一新し、「強くてしっかりした女性像を演じられるようになりたい」と覚悟を決めて、ヘアカットに臨んでいた。

　女優にとってヘアスタイルは、自身のパブリックイメージを左右する重要な商売道具だ。それを大幅に変更するという一大事に立ち会えるため、これらの動画にはプレミア感がある。さらに、ロングとショート、それぞれで異なる魅力を放つ、トップ女優ならではのビフォア・アフターが披露されていることも、こうした動画が人気を集めている理由ではないだろうか。