2月16日放送の『ワイドナショー』（フジテレビ系）にて、昨今YouTubeを中心に人気を博している“モーニングルーティーン”という動画ジャンルが取り上げられた。

毎朝の日課を映した動画が大人気ジャンルに

　朝起きて顔を洗って歯を磨き、朝食を作って食べて、洗濯などの家事をしたり化粧をしたりして身支度を整えていく……。今回注目された“モーニングルーティン”とは、毎朝おこなっている日課を、動画としてYouTubeにアップしているものだ。

　寝起きや朝の行動を配信することについて、「どういう神経でやっているのか本当にわからない！」と難色を示す、MCのダウンタウン松本人志。しかしワイドナ現役高校生・高野渚いわく「（周りも）みんな見ている」とのこと。モーニングルーティン動画は、憧れの人の日常生活を垣間みられるチャンスなのだろう。

　ゲストコメンテーター・古市憲寿は、「情報量が多いから見ていて楽しい」と語る。たしかに憧れのYouTuberや芸能人が、どのような部屋に住んでいて、何を食べ、何を着ているのか……興味をそそられる。まったりした朝の日常を配信する動画に見えて、見どころが豊富である点には納得だ。

“モーニングルーティン”動画に番組ゲストも挑戦

　番組では視聴者からのリクエストで、ゲストの古市憲寿、佐藤仁美、中尾明慶の3名がモーニングルーティン動画をそれぞれ撮影することに。イクメンパパ俳優として名高い中尾の動画は、妻の仲里依紗が撮影したのだろうか。起きて朝食を取り、子どもを保育園に自転車で送っていくまでの姿が映し出された。

　佐藤仁美は、キッチンで立ったまま朝食にプロテインと豆乳を飲む。その姿にMCアナウンサー・佐々木恭子から共感を得る。主婦の朝のリアルさがたまらないのだろう。古市は自身のパーソナルイメージを損なうことのないまったり感が、なんともいえない味を出している。どの動画も芸能人でも1人の普通の人間なんだと共感できる上に、その日常を垣間見たいという好奇心を満たせるものになっていた。