動画の最後にはじめしゃちょーは、「周りの住人の方の迷惑にもなるので、自分がされて嫌だなと思うことしないでいただけると嬉しいです」と、優しく呼び掛けていた。

　トップクリエイターの人気にあやかって注目を浴びようとする人も、一目会いたいと願うファンも、住所特定や凸（ネット用語で『突撃』の意味）に走れば、同じく迷惑行為として、クリエイターを傷つけることになる。「晒したくない」と語りながら、毅然とした対応を取らざるを得なかったはじめちゃちょーの言葉に耳を傾け、クリエイターもファンが気持ちよく交流できる、適切な関係について考えたいところだ。

■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。