人気YouTuberのヒカル、相馬トランジスタが、ベルギーで開催の世界最高峰のフェス『Tommorowland』に出演した際の動画が公開された。

　『Tommorowland』は、2005年から毎年ベルギーで開催されているEDMの音楽フェス。ヒカルと相馬は、5月に行ったベルギー旅行企画で現地の超大物プロデューサー＆DJのRegiと出会い、テレビ出演したり、ともに作曲を行なったり、Regiのステージにパフォーマーとして出演したりと、すっかり意気投合していた。

　その時に“最高地点”として説明されていたのが、『Tommorowland』。W&Wなど名の知れた大物DJも出演する“前前夜祭”に“練習”としてRegiのステージにゲストとして出演し、日本らしく“侍”のイメージを活かしたパフォーマンスを繰り広げていた。

　ヒカルの足の指に消火器が落ちるというアクシデントもありながら、3万5千人が集まる前夜祭のステージに立つことにも成功した2人。Regiとお揃いのはっぴ（細かくは一人ひとりマークが違う）も用意したり、ステージ後にはW&Wの楽屋へ挨拶に行き、模造刀で喜ばせるなどの周到ぶりを見せつける。

　『Tommorowland』当日には、Regiもヒカルらに合わせ着物を着て登場。本番前にはRegiと共にラジオにも出演した。『Tommorowland』の会場は日本で例えれば、渋谷区ほどの敷地面積があり、いくつものステージで同時にライブが行われる。ヒカルらはボートでステージまで移動し、水の上に設置されたステージでヒカルと相馬は、『Tommorowland』の旗を棚引かせる。Regiと作曲した楽曲、通称「一刀両断」では、「ノブナガ！　抜刀！　ヒカル侍！　一刀両断！」といった2人の声が挿入されており、『Tommorowland』のステージで彼らの声が流れるのは、YouTuber、いや、日本人としても偉業といえるだろう。