3Dキャラが動く、しゃべる

　そして、このゲームの醍醐味は、なんと言っても原作がうまく再現された3Dキャラクターだろう。ほぼ全てのキャラに3Dモデルが存在し、様々な角度から見ることができる。さらに、タップすると喋ってくれたりと、ファンにとっては嬉しい限りだ。

　また、ストーリーは基本的にアニメと同じ順番で進んでいくので、原作を知らない人でも安心。原作ファンも、自分で道を切り開きながら、新鮮な気持ちで物語を楽しむことができそうだ。さらに、ストーリークエスト前には画像のように、アニメのワンシーンのスクリーンショットが表示され、主人公たちの印象深いセリフを見ることもできる。

キャラはいればいるだけ良い

　こういうタイプのゲームであるあるなのが、ガシャを何回も引いてキャラがたくさんいるが、結局、強いキャラしか使わないというパターンだ。だが、このゲームでは戦車ごとに定員が設定されており、搭乗員を増やせば増やすほどステータスが上がるのだ。なので、お気に入りのキャラを車長にし、他のキャラを搭乗員にすることでより有利にクエストを進めることができる。「強くはないがお気に入りのキャラ」に役割が与えられるのも、ファンにはうれしいところだ。

必殺技発動時には3Dを贅沢に使ったムービーも

　必殺技発動時には3Dを贅沢に使ったムービーも再生されるなど、シンプルなゲームシステムでありながら、ビジュアルにはこだわりを感じる。

　3Dモデルを贅沢に使っている場面も多く、最近のハイクオリティなスマホゲームに慣れたユーザーでも楽しむことができるのではないだろうか。