AbemaTV『ラストアイドル』LaLuceが王座奪還! 長月翠「『ラストアイドルって何なんだろう』って思ってしまうこともあった」

 『ラストアイドル in AbemaTV』(AbemaTV GOLDch)が8月27日、放送された。

 今回、AbemaTVを舞台に行われたのは、プロデューサー対決の第2弾。前回に引き続き、秋元康、指原莉乃、つんく♂に加え、後藤次利、近田春夫の2名を新たに迎えた表題曲を賭けたバトルが今回から生放送で繰り広げられる。LaLuce、Good Tears、シュークリームロケッツ(以下、シューロケ)、Love Cocchi、Someday Somewhere(以下、サムサム)から毎週2組がパフォーマンスを披露し、視聴者数と審査員2名(高田あゆみ、吉田豪)の合計3票で勝敗をジャッジしていく。

 3カ月に渡り行われてきた総当たり戦の決勝となるカードは、3勝1敗で決勝トーナメントに進出したシューロケと三つ巴の準決勝を勝ちあがったLaLuce。勝利したグループが、10月24日にリリースする4thシングルの表題曲を歌うことができる。

 “カッコ良さ”を追求し様々なレッスンを積んできたLaLuceは、2ndシーズンでシューロケに奪われた王座を奪還するため「Everything will be all right」に全てをかけてきた。プロデューサーの後藤と“遊び”という様々な変更をしてきたが、前回の黒を基調とした衣装変更に続き、今回はさらにワンアクセントとして赤のリボンを取り入れ“後藤次利っぽさ”をアレンジした。準決勝を上回るパフォーマンスを披露したLaLuceに審査員の吉田も、衣装の統一感を褒め「Twitterでの大石夏摘さんのポンコツな感じが嘘みたいな、ちゃんとしたステージングで素晴らしかったです」と大石へのいじりを織り交ぜながらパフォーマンスを評価した。

 別の現場にて、舞台裏で振り付けを一生懸命に練習するLaLuceを見ていたという高田は、「本当に感極まって、泣きそうになるくらい感動しました。振りが染み付いてきたからだと思うんですけど、自分らしさが振りに表れていて、今日は本当に完璧なパフォーマンスでした」と称賛した。

 後攻のシューロケは、つんく♂プロデュースのもと「夜中 動画ばかり見てる…」でいち早く決勝に駒を進めていた。決勝に向け、3人がブラッシュアップしたのはラップ。アレンジを担当したMiss Mondayの指導でラップに磨きをかけた。パフォーマンスを終えたシューロケを代表し、リーダーの小澤愛実が「この曲の主人公に3人でなれるように意識して、入りこめました」と振り返った。吉田は「不似合いなセクシーをやらされている感が最初はあったんですけど、板についてきました。感情表現の違いなんでしょうね。やり切れるようになった」とコメント。つんく♂がプロデュースしていたキャナァーリ倶楽部のメンバーでもある高田は、つんく♂の指導について「リズム、ニュアンスの取り方がすごい細かいんですよね。そのニュアンスをこの短期間で一個一個掴み取るのって難しいと思うけど、モノにしていたのはすごいと思います。振りも女性から見ても可愛く色気があってカッコよかったです」と絶賛した。

 

 まず、発表された視聴者投票の結果は、LaLuceが59.3%、シューロケが40.7%で、LaLuceに1票。続く、審査員票では吉田、高田がLaLuceに投じ、合計3票を獲得したLaLuceの優勝。10月24日にリリースの4thシングルは「Everything will be all right」が表題曲となる。LaLuceを代表して阿部菜々実が「1stシーズンでつけた自信も、2ndシーズンで負けてしまった悔しさも背負って3rdシーズン戦ったんですけど、本当に表題曲を5人で取れて嬉しいし、一緒に戦ってくれた4グループのみんなにも本当に感謝してこれから頑張ろうと思いました」と涙ながらに伝えた。

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