大型企画相次ぐ水溜りボンド、「水溜り村」「無人島シリーズ」で示した“仲間との結束”と“遊び心”
6月にチャンネル登録者数300万人を突破し、さらに勢いに乗るYouTuber・水溜りボンド。記念企画として、100万円をかけて盟友の東海オンエアとともにラッピングトラックを走らせる、iPhoneとビッグマックを宇宙に飛ばす、DeNA横浜ベイスターズ戦での始球式を行なうなど、話題を振りまいており、25日、26日の両日には、豪華ゲストを招いた企画動画を10本公開する大型企画を進行している。
そんな彼らは先日、“夏休み企画”と題して昨年好評を得た「水溜り村」企画、そして彼らの代名詞とも言える「無人島シリーズ」の第4弾を投稿した。どちらも非常にワクワクする内容で、彼らの魅力を最大限に引き出した企画といえる。
昨年「DASH村みたいなことをやりたい」という思いから始まった水溜り村。未開拓の土地を探索し、橋や家を作るなど、冒険心をくすぐられる動画をシリーズとして投稿した。他のYouTuberにはない自由な発想と、それを実現する行動力に、「水溜りボンドはアウトドアもできる」との印象を強めた視聴者も多かったのではないだろうか。
今年の水溜り村では新たな場所を用意。昨年のベニア板の家と打って変わり、竪穴式住居を建てた。歴史の教科書で見たことあるような本格的な外観に、彼らのアウトドアスキルがさらに高まっていることを感じる。編集、企画を務めるカンタと、リサーチや撮影場所の手配を行うトミー、ふたりの役割分担と絆が垣間見えるのも、この動画の魅力だ。
もちろんキイチ、Pさん、まんずなど、彼らの撮影を手伝う後輩たちの存在も忘れてはならない。トミーとカンタが後輩たちとコミュニケーションを取る姿は、たびたびサブチャンネルで公開されている。今回の企画で、さらに信頼関係は深まったことだろう。みんなで協力して竪穴式住居を完成させるーーこの結束こそ、“チーム水溜りボンド”に人々が惹かれる理由のひとつだ。応援している視聴者はきっと、彼らの一員となっているような気持ちで動画を楽しんでいるはずである。
今回で4度目となる無人島企画では、その交友関係の広さも垣間見える。「2泊3日大物YouTuberからもらったものだけで生活する」というテーマのもと、HIKAKINをはじめ、東海オンエア、おるたなchannelなど親交の深いグループに加えて、レペゼン地球といった意外なグループからもプレゼントを受け取った。ジャンルにこだわらない彼らだからこそ、こうした企画が可能なのだろう。
また、無人島企画では1日2回投稿を行なっているのもポイントだ。水溜りボンドは初投稿から3年半以上、欠かさず毎日投稿を行ってきた。そのため、水溜りボンドの動画を見ることが日課となっているファンも多いだろう。毎日動画を見ていれば、かなりの親近感も湧くはず。そこにきて、無人島での1日2回投稿である。熱心なファンほど、このサービスにスペシャル感を抱くことができるのではないだろうか。まさに“夏休み企画”である。