意外な共通点も? 『デューン 砂の惑星』ドゥニ・ヴィルヌーヴがスピルバーグからの影響語る

 12月18日に日米同時公開される『デューン 砂の惑星PART3』の監督を務めたドゥニ・ヴィルヌーヴが、スティーヴン・スピルバーグからの影響について語った。

 本作は、フランク・ハーバートによるSF小説『デューン 砂の惑星』を原作とする『デューン』シリーズ最新作にして完結作。『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年)、『デューン 砂の惑星PART2』(2024年)の2作品は全世界で大ヒットを記録し、合計でアカデミー賞8部門を受賞している。

 舞台は、宇宙で最も貴重な資源が唯一採れる砂の惑星デューン。家族を失った青年ポール(ティモシー・シャラメ)の成長と、宇宙の覇権を巡る壮大な戦いが描かれる。本作では、宿敵への復讐を果たし皇帝となったポールが、終わらない戦いへと囚われていく。彼の命を狙う暗殺計画や、迫りくる正体不明の謎の敵など、次々と先の読めない未知の展開が巻き起こる。

 『メッセージ』や『ブレードランナー 2049』などを手がけてきたヴィルヌーヴ監督は、幼いころに観た映画をきっかけにスピルバーグに憧れを抱き、映画監督の道へと踏み出した人物だ。

 ヴィルヌーヴはスピルバーグについて「僕にとって巨人のような存在です。僕が今ここにいるのは彼のおかげです。これだけ長い年月が経った今でも、彼は僕にとって純粋なインスピレーションの源です」と語っている。少年期に『激突!』(1971年)や『ジョーズ』(1975年)、『未知との遭遇』(1977年)といったスピルバーグ作品に触れ、自身のイメージを覆す映画体験を味わったことが、映画製作への原動力となったという。

 特に『ジョーズ』について、ヴィルヌーヴ監督は「私は静寂によってもたらされる緊張感がすごく好きなんです。正直に言いますと、『ジョーズ』にインスパイアされて描いたシーンがあります。見えないものほど驚きと興味をひかれる、というアイデアです」と明かしている。そのシーンとは『デューン』の中で描かれた、惑星デューンに巣食う巨大生物サンドワームを捉えたシーンだという。

 一方のスピルバーグも、『デューン』シリーズについて「最近の作品だけでなく、歴代のSF映画の中でも特に好きな作品の一つです。ドゥニ(・ヴィルヌーヴ)がこれまで作った映画の中で最高傑作だと思います。3作目が待ちきれません」とコメントを寄せている。

■公開情報
『デューン 砂の惑星PART3』
12月18日(金)日米同時公開
出演:ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、レベッカ・ファーガソン、フローレンス・ピュー、ロバート・パティンソン、アニャ・テイラー=ジョイ、イザック・ド・バンコレ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
配給:東和ピクチャーズ・東宝
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