ARKis ヴィン、「TIFFCOM 2026」で初の主演作をアピール 流暢な日本語で熱い想いを語る

 10月28日から30日にかけて東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された、アジアを代表する映像コンテンツマーケット「TIFFCOM 2026」。10月28日には台湾ブースで「Taiwan Day(台湾デー)」が開催され、台湾の歌手・俳優のヴィン(黃嘉楷)、チェン・イェンシューらが参加した。

 TIFFCOMは、東京国際映画祭と併催される、アジアを代表するコンテンツマーケット。映画、テレビ、アニメなどを中心とした多彩なコンテンツホルダーが一堂に会し、アジア諸国だけでなく、世界各国から有力なバイヤーが来場する。

 今回は台湾企業57社が参加し、計118もの作品を出展。開発・企画段階にある台湾発のプロジェクトが紹介された。

 次世代アイドルとオリジナルIPを生み出す台湾の総合エンターテインメント企業「TPOP Entertainment(踢帕娛樂)」からは、歌手・俳優のヴィンが主演を務めた『Brothers Bound(英題)』のプレゼンテーションが行われた。

 『Brothers Bound』は、犯罪の裏社会で激しい権力闘争に巻き込まれ、忠義が試される主人公リン・ジンウェイら3人の義兄弟の物語。対立する勢力が主導権を争うなか、3人は裏切りと麻薬、そして命に関わる陰謀が絡み合う危険な網に引き込まれていく。

 『Brothers Bound』で主人公リン・ジンウェイを演じたヴィンは、2024年に台湾のオーディション番組『Atom Boyz 2』に参加し、同年12月29日にボーイズグループ・ARKisのメンバーとしてデビュー。音楽活動に加えて俳優業にも進出し、『Brothers Bound』で主人公リン・ジンウェイ役を演じて俳優デビューを果たした。

ヴィン

 ヴィンは「ここ東京で『Brothers Bound』をご紹介できること、そして僕が演じたリン・ジンウェイというキャラクターについて話せることを、とても嬉しく思っています」と会場に集まったバイヤーらに挨拶。続けて、「今日は、僕という人間をより早く、深く知ってもらうために、3つの言葉をご紹介します。1つ目は“意外性”、2つ目は“ミステリアス”、そして3つ目は“ユーモラス”です。これからも私に注目して、新たな一面を見つけていただけたら嬉しいです」と自身の強みをアピールした。

 自身が演じた主人公リン・ジンウェイについては、「彼は強がって、感情を常に自分の中に押し込めてしまうような人物です。彼にとって兄弟は家族であり、その兄弟こそが彼のすべて。だからこそ、彼は大切な人たちを守るためなら、どんなことでもするはずです」と説明。さらに「リン・ジンウェイという役を演じたことは、僕にとって非常に貴重な経験でした。この役を通じて、自分自身の新たな一面を探求し、俳優として自分自身と向き合う機会を得ることができました。この映画を通じて、アイドルとしてだけでなく俳優としての僕や、他のキャストのことをもっと多くの人に知ってもらえたら嬉しいです」と力強く語り、最後には「皆さんに気に入っていただけると嬉しいです。ありがとうございました」と流暢な日本語も披露した。

(左から)ヴィン、チェン・イェンシュー

 同じく「TPOP Entertainment(踢帕娛樂)」所属で現在19歳のチェン・イェンシューは、ヴィンと同じく2024年にオーディション番組『Atom Boyz 2』に参加し、同年12月28日にF.F.Oとして正式デビュー。ドラマ『Wishing Upon a Shooting Star(英題)』で18歳のホー・シャンヨン役を演じ、俳優デビューを果たした。会場では自身の自己紹介をし、「ありがとうございました」と日本語でも挨拶する初々しさを見せた。

 そのほか「Taiwan Day」では、台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表、TIFFCOMの椎名保チェアマンのほか、台湾五大家族の一つとして知られる「霧峰林家」の第10代にあたる俳優・朝井大智(林睦宸)が特別ゲストとして参加した。

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