森田剛「人間っていいな、と思える」 『見上げてごらん』こじらせぶりが炸裂する本編映像
テアトル新宿ほかにて公開中の森田剛主演映画『見上げてごらん』の本編映像が公開された。
本作は、是枝裕和監督率いる映像制作集団「分福」の新鋭・森本晶一と佐藤快磨のダブル監督が、マンガづくりを舞台に迷えるオトナたちを描く物語。主演の森田が演じるのは、マンガ家の万年アシスタント42歳・土屋輝一。後輩にデビューを先越され、人気声優の妻とは別居中、高校受験を控えた娘には疎まれ気味という“こじらせ男”を中心に、「何者にもならなくたっていい。肩肘張らなくたっていい」というメッセージを込めた作品となる。
共演には、熱量不足の中堅編集者・潮田ユキ役の森川葵、猪突猛進の新人アシスタント・山田ぽてと役の川上友里、潮田の上司で編集部長・馬場明役の阿部寛、土屋の別居中の妻で人気声優・土屋莉花役の松本まりか、土屋がアシスタントを務める巨匠マンガ家・吉住はるを役の武田鉄矢、土屋の娘で悩める高校受験生・土屋ひかり役の早瀬憩らが名を連ねる。
公開された本編映像は、ある日の吉住プロでのシーン。かつて吉住プロでアシスタントとして働き、今はマンガ家としてデビューした中江カンパチ(伊島空)が密着番組の取材を受けた帰り際、台所でお茶をいれている土屋(森田剛)に声を掛ける。「おじゃましました」「お、おぅおつかれ。がんばって」と、どこかぎこちない土屋。仕事部屋に戻ると、新人アシスタント・山田ぼてと(川上友里)が、中江カンパチにサインを書いてもらった最新刊を大切に扱い、嬉しそうに眺めていた。その様子に土屋の嫌味スイッチオン。「あの〜、ファンじゃないんだからさ」「あ、はい」「俺ら、こっち側でしょ。作る側ですよねって」 その言葉に「は、はい」と神妙な顔になるぽてと。「とりあえず仕事してください」と嫌味モードが止まらない土屋は、隣の席の後輩アシスタント・門田(前田航基)にむかって「ギャラもらってるんだよね」と一言。当然聞こえているぽてとが「一応もらってます」と答えると、「じゃあ仕事しなきゃ〜」とダメ押し。その場が微妙な空気に。さらに「カンパチもこんなんでデビューして嬉しいのかね」「タイトルからして読む気しないんだよな」「こんなの書くんだったら一生アシスタントでいいわ」と今度は嫉み節3連発。相当なこじらせぶりで、まさに土屋の性格が痛いほど伝わる印象的なシーンだ。
森田は「土屋というキャラクターがちゃんと傷ついて、ちゃんと答えを出そうとしている姿が魅力的でした。年代も近いですから、土屋が思っていること、仕事や自分自身に対してとかすごく理解できることもあったので、是非演じてみたいなと思いました」と心境を語っている。また、「人間っていいな、と思える映画になっているのではないかなと思います」ともコメントしている。
また、森本監督と佐藤監督が登壇する公開記念ティーチインイベントが、11月7日にアップリンク吉祥寺で開催されることも決定した。
■イベント情報
『見上げてごらん』公開記念ティーチインイベント
日時:11月7日(土)14:00の回、上映終了後
劇場:アップリンク吉祥寺
登壇者:森本晶一監督、佐藤快磨監督
料金:通常料金(ムビチケ可・各種割引可・無料鑑賞券不可)
チケット:劇場公式サイトおよび劇場窓口にて販売
※イベント終了後、パンフレット購入者向けのサイン会も実施
■公開情報
『見上げてごらん』
10月30日(金)テアトル新宿ほか、全国順次ロードショー
出演:森田剛、森川葵、川上友里、阿部寛、松本まりか、武田鉄矢、早瀬憩、前田航基、吉田晴登、伊島空、上田遥、岩橋道子、金光泰市、愛理、祷キララ、坂口辰平、松澤匠、真田理希、神谷圭介、四宮義斗、真織、乃木涼介、牧亮佑、友咲まどか、おかやまはじめ、猪股俊明、木村真奈美、小倉早貴、かんこ、五頭岳夫、小林きな子
監督:森本晶一、佐藤快磨
原案・脚本:森本晶一
音楽:池永正二
企画・プロデュース:江守徹
エグゼクティブプロデューサー:巖本博、小佐野保、赤澤芳樹
製作幹事:巖本金属、ギークピクチュアズ
制作プロダクション:ギークピクチュアズ
配給:ギャガ
©2026「見上げてごらん」製作委員会
公式サイト:https://gaga.ne.jp/miagetegoran
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