『プリキュア』新作『デュアルシャドウ』の衝撃 ダークな映像と“スズラン”が意味するもの

 『プリキュア』シリーズの新たなスピンオフ『デュアルシャドウ~Precure Villain Heroines~』の制作が決定。プリキュアではなく“ヴィラン”を主役とするような内容の匂わせに、SNS上で大きな反響が巻き起こっている。

『プリキュア』シリーズ新スピンオフ『デュアルシャドウ』2027年放送へ ティザーPVも

『プリキュア』シリーズの新たなスピンオフ作品、TVアニメ『デュアルシャドウ〜Precure Villain Heroines〜』…
【2027年放送決定!】「デュアルシャドウ~Precure Villain Heroines~」【超ティザーPV】

 『プリキュア』といえば2004年以来、東映アニメーションが手がけてきたアニメシリーズ。近年では『キボウノチカラ~オトナプリキュア'23~』や『魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~』など、本編とは別にスピンオフ作品が制作されてきた。

 そんななか発表された今作では、過去作の後日談ではなくオリジナルキャラクター&オリジナルストーリーが展開されるようだ。

 そしてその作風は、従来の明るい雰囲気からガラリと変わっている模様。情報解禁に合わせて“超ティザーPV”と題した映像が公開されたのだが、不穏な内容によってファンたちに驚きを与えている。

 映像は光を浴びる花畑の風景から始まるも、ノイズ的な演出とともに画面が暗転。不穏なオルゴールの音楽とともに、「だってわたしたち──“プリキュア”じゃないし」という文字が映し出されるものとなっていた。

 設定やストーリーに関してはまだ情報が明かされていないが、サブタイトルに「Precure Villain Heroines」とあるように、ヴィランが物語の主役となることが予想されている。

 予想外の情報に、ファンからは「インパクトがすごい」「なんて不穏な雰囲気だ」「公式の本気を感じる」といった声が続出。また『魔法少女まどか☆マギカ』のように容赦ないダークな展開を期待する人も多いようだ。

 実のところ、これまでにも『プリキュア』シリーズはたびたびヴィラン側に焦点を当てた物語を描いてきた。とくに多いのは、最初はヴィラン側だったキャラクターが主人公たちと心を通わせた結果、仲間になるという“光落ち”のパターンだ。

 たとえば『フレッシュプリキュア!』の東せつなはその代表格。元々は敵対勢力「管理国家ラビリンス」の幹部・イースとして登場するが、後にキュアパッションとして生まれ変わるという展開が描かれた。

 さらに今爆発的な人気を呼んでいるのは、今年2月から放送中の『名探偵プリキュア!』に登場する森亜るるかだ。彼女はキュアアルカナ・シャドウに変身するプリキュアでありながら、敵組織「怪盗団ファントム」に所属しているという斬新な設定。その後仲間になり、キュアアルカナに変身するようになるのだった。

 ヴィランをめぐるエピソードは、ドラマチックな展開が描かれることが多く、『プリキュア』シリーズの大きな見どころとなっている。『デュアルシャドウ』でついにヴィランを主人公に据えた話を展開するのであれば、空前の盛り上がりが生まれるかもしれない。

 なお超ティザーPVではスズランと思われる花が印象的に描かれているが、これも気になるポイントだ。スズランは西洋では聖母マリアの花とされており、花言葉として“純粋さ”や“幸福の訪れ”などが挙げられることが多い。その一方、強い毒性をもっており、取扱には注意を要する植物でもある。こうした二面性はヴィランというあり方とどう関わってくるのだろうか。

『デュアルシャドウ』は2027年に放送される予定。作品の全貌はいまだ謎に包まれているので、続報の到着を楽しみに待ちたい。

◼️放送情報
『デュアルシャドウ〜Precure Villain Heroines〜』
©2027 デュアルシャドウ製作委員会
公式サイト:https://www.toei-anim.co.jp/tv/dualshadow

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