『ブラッサム』高良健吾が朝ドラへの“特別な思い”を語る 「俳優として変わることができた」

 2026年度後期の連続テレビ小説『ブラッサム』より、葉野リョウ役を演じる高良健吾のインタビューコメントが公開された。

 NHK連続テレビ小説第115作目となる本作は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした物語。

 高良が演じる秋山格之介は、鋭い洞察と独自の感性で名を馳せる文壇の寵児。代表作に『羅城門』『蜘蛛の巣』などがある。芥川龍之介をモチーフにした人物で、主人公・珠に影響を与えていく存在となる。

 高良にとって朝ドラ出演は、『おひさま』『べっぴんさん』に続く3作目となる。出演が決まった際の心境について、高良は「とにかくうれしかったです。朝ドラは、僕の中で特別なものです」とコメントした。

 役作りについては「芥川龍之介さんがモチーフになった人物ですが、芥川さん本人をそのまま演じるのではなく、奥にある繊細さや鋭さのようなものを大切にしたい」と語った。

 また、珠については「この時代を生きる女性としての強さや厳しさがあると感じています。一つひとつの表情やしぐさにその強さがあって、見ていてすがすがしさがあります」と印象を明かした。

高良健吾(秋山格之介役)コメント

出演が決まったときの感想

とにかくうれしかったです。朝ドラは、僕の中で特別なものです。23歳のとき、初めて『おひさま』に出演させていただきましたが、一つの役を1年かけて演じていくこと、同じ現場でチームとして作りあげていく幸福感や、放送が始まると視聴者の方からの反応を受け取れることにも感動して、僕自身が俳優として変わることができた作品だと思っています。その後に出演した『べっぴんさん』でも、朝ドラでしか感じられない何かがあると思いましたし、それを30代後半になった僕がもう一度『ブラッサム』で経験できるということが、とてもうれしいです。

秋山格之介の役柄について

秋山の存在は、これから珠に影響を与えていくことになります。作家としてどう悩み、何を貫くのか。その生きざまを珠に見せていくことが、この作品の中での僕の役割だと思っています。自分がどういう立ち振る舞いで、どう接することで、それを伝えられるのかを考えながら演じています。芥川龍之介さんがモチーフになった人物ですが、芥川さん本人をそのまま演じるのではなく、奥にある繊細さや鋭さのようなものを大切にしたいと思っています。
実は、僕は『ブラッサム』と同じ時期に、NHKの特集ドラマ『手塚治虫の戦争』で漫画家の手塚治虫さんの役も演じていました。それを知った珠役の石橋静河さんが、「魂の強いお二人を、どちらも演じて」と言ってくださり、その「魂が強い」という言葉がおもしろいなと思いました。

珠の印象について

石橋さんが演じる珠には、この時代を生きる女性としての強さや厳しさがあると感じています。一つひとつの表情やしぐさにその強さがあって、見ていてすがすがしさがあります。あのたたずまいは、簡単にできるものではないですし、とてもすごいことをしているのではないかと思っています。その積み重ねが、加賀まりこさん演じる(1980年代の)珠へとつながっていくところも見どころだと思っています。

視聴者へのメッセージ

秋山は、珠のことをきっと「面白い女性」だと思っていて、それこそ「魂の強さ」みたいなものを感じていたような気がします。だからこそ、「常識」、「普通」、「当たり前」などという価値観でこの主人公を判断しないでほしいなというのはあります。自由に、朝から楽しんでご覧ください。

■放送情報
2026年度後期 連続テレビ小説『ブラッサム』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00~8:15放送/毎週月曜から金曜12:45~13:00再放送
NHK BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜8:15~9:30再放送
NHK BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:石橋静河、加賀まりこ、松たか子、国仲涼子、渡部篤郎ほか
作:櫻井剛、小松與志子
主題歌:YOASOBI
制作統括:村山峻平、櫻井壮一
プロデューサー:大野陽平
演出:盆子原誠、中泉慧、佐藤玲衣、田中陽児、小林直毅、野田雄介
写真提供=NHK

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