渡邊圭祐、映画単独初主演作で深めた“地元愛” お渡し会でのファンへの“お願い”も
目黒蓮から感じた“主演たるや”の覚悟
――続いて『SAKAMOTO DAYS』のお話をうかがいたいんですが、これはまた作風がガラッと違う作品です。アクションも多かったそうですが、撮影を振り返っていかがですか?
渡邊:ほとんどのシーンがアクションだったので、大変でした。神戸の工場でシン(高橋文哉)と戦うシーンを撮らせてもらったんですが、通路がとにかく狭いんです。あとは、僕の衣装がすごく暑くて。目黒(蓮)くんが特殊メイクでやっている手前、現場では「言えないな」って話してましたけど、めっちゃ暑かったです(笑)。真夏にレザーを着て、工場の籠った空気の中で、柵にぶつからないように、さらには文哉を殴らないように、というアクションだったので、かなり神経を使いました。
――心も体もハードな撮影だったんですね。
渡邊:しかもナイターの撮影だったので、昼夜が逆転していたんです。とはいえ、振り返ればこっちの撮影でもご飯を食べに行ってました(笑)。夜は(高橋)文哉と、昼は福田(雄一)監督に連れてっていただいたりして。戸塚(純貴)さんとも一緒に行きましたし、すごく楽しかったです。
――渡邊さんは、目黒蓮さんとの共演がすごく多いですよね。
渡邊:今回で3度目の共演で、目黒さん主演映画の4分の3に出させてもらっています(Snow Manとして主演した『おそ松さん』を除く)。津田健次郎さんも目黒さんと3度目のご共演で、僕も津田さんとの共演がすごく多いっていう。不思議なご縁ですよね。
――今回の“目黒さん主演”の現場はどうでしたか?
渡邊:今回は一緒のシーンがなかったんです。でも、〈ふくよかな坂本〉の時の目黒さんとすれ違ったときに、そのクオリティの高さに「あ、この映画イケるわ」と思いました。福田監督も目黒くんのプロ根性みたいな話を喜々として語ってくるので、それが印象深いですね。目黒くんに全ベットしようっていう勢いと覚悟が伝わってきて、そこに“主演たるや”を見た気がします。
――直接お話はしていないけど、感じるものがあったと。
渡邊:そうですね。目黒くんとも徐々にイジれるし、イジってくれるし、みたいな関係が築けているので、「しめしめ」という感じで。これからも、毎回呼んでほしいです(笑)。
――(笑)。本作を通じて、新たに感じた俳優としての面白さはありましたか?
渡邊:アクションばかりでしたけど、やっぱり楽しいんですよね。「俺ってこんなに動けるんだ」とも思いましたし、運動ができてよかったなって。それに文哉がガンガン顔に当てに来るので、ギリギリで避けなきゃいけない。そこでは、やっぱり信頼が大事だなと思いました。仲良くなればなるほどいいものが作れる気がして、コミュニケーションの大切さをあらためて感じました。『2126年、海の星をさがして』もそうですけど、自分自身が作ったコミュニティが、役にそのまま反映される。自分自身が作品に乗っかるんだなと感じたので、普段から健やかに、ちゃんとした生活をしようと思いました(笑)。
対面イベントでファンに“喰らいたい”質問とは?
――そんな『SAKAMOTO DAYS』のロケ地だった神戸に惹かれて、カレンダーの撮影地に選ばれたそうですね。
渡邊:すごく素敵な場所なのに、映画の撮影ではそんなに神戸を感じられなかったので、「また行って撮っちゃおうよ」ということになりました。
――撮影期間はどのくらいで?
渡邊:たしか2日でした。カメラマンの荒井(俊哉)さんが撮影中にめちゃくちゃ喋るんですよ。勝手にストーリーを作って、「ここはこういう感じで」と芝居させるようなテンションで。実際の仕上がりを見たら、より素に近い写真がたくさんあったので、「俺、楽しかったんだな」と思いました。一番最初に撮ったのが2月の兵庫県立美術館のカットなんですが、このとき荒井さんともはじめましてで、正直、「変わっている人だな。2日間ヤバいかも」と思っちゃったんですよね(笑)。でも、ちらっと見えた写真がすごくカッコよくて、「これはいいものになりそう」と最初の1枚で手応えを感じました。
――飾っているだけでも、おしゃれなカレンダーですよね。
渡邊:僕が毎回、カレンダー感をなくしたがるんです。カレンダーとしての機能より、ポスターのような使い方ができたら、推し活としてはいいのではないでしょうか、という思いです。
――それが、リリースコメントにあった「日々の暮らしに渡邊を」というコピーにつながっているわけですね。
渡邊:その言葉、実は最初にカレンダーを出した時から使っているんです。なんかいいなと思っていて、一生言い続けるつもりです。って、いつか「忘れてますよ!」と言われる日が来るかもしれませんけど(笑)。
――発売を記念した「お渡し会」や「オンラインおはなし会」は、直接ファンの方と顔を合わせる機会になります。
渡邊:緊張せずに、楽しんでいただければいいなと思います。できれば、ここでしか聞けない質問をしてほしいですね。
――でも、推しを目の前にすると、なかなかそうもいかないですよね。
渡邊:それもすごくわかるんですけど、「『2126年、海の星をさがして』はどうでしたか?」とか「『SAKAMOTO DAYS』は楽しかったですか?」みたいな質問の答えは、このインタビューを読んでもらえればわかるわけで。もっと自分だけの情報を引き出すような質問をしてもらえたら嬉しいです。
――渡邊さんをドキッとさせるような質問が来るといいですよね。
渡邊:ぜひ喰らいたいですね。あとは、「何か聞きたいことはありますか?」という質問は、一番困るのでやめてほしいです(笑)。
――(笑)。ちなみに、ご自身が“推し”に会うとしたら、何を聞きますか?
渡邊:うわぁ、何を聞くんでしょうね。でも、ブラッド・ピットに会って、「普段、何食べているんですか?」って聞きたいかな。「ルーティンを教えてください」とか、外からは見えない、家の中で起きている何かを聞きたいです。
――約1年前のインタビューでは、渡邊さんに地元のお友達とのお話をうかがって。『2126年、海の星をさがして』の居酒屋シーンを観たときに、渡邊さんもこんなふうにお喋りしてるのかな、なんて考えちゃいました。
渡邊:実際の僕は、巌よりもうちょっと前のめりな気がします(笑)。でも、近いといえば近いですね。たしかに、あんな感じで飲んでるかもしれないです。
――今年の年始も、昨年同様に地元で過ごされたんですか?
渡邊:もちろん帰りました。コテージに泊まって、毎日、同じ友達に会って最高でした。巌も地元愛に溢れているので、撮影しながら「これがスタンダードだよね」とも思いました。何も語らない地方出身の方を見ると、「なんで!?」と思っちゃうくらいに地元が好きなので。
――もう、この渡邊さんの語りをそのまま動画でお見せしたいです(笑)。文字だけでは、どうしてもトーンが伝わりづらいので。
渡邊:難しいですよね。「(笑)」を入れすぎると寒くなるし、何も入れないとドライに見えちゃうし。「w」だと内容が薄く見えて、ニュアンスも変わってくる。今回は、どう見えているんでしょうか。楽しみにしています(笑)。
■公開情報
『2126年、海の星をさがして』
3月20日(金)イオンシネマ釧路にて公開、今秋全国順次公開
出演:渡邊圭祐、葵わかな、上川周作、小西桜子、堀口壱吹、宮澤花怜、辻藍里、中谷理乃、神尾優典、金子なな子、久保千咲、花澄、ヤマヒデ、スティーブ・ライアン、クララ・カンボス、大泉凡、前田勝大、小野信一、片桐茂貴、三上一典、佐藤皇暉、橋本冨仁夫、萩原聖人、小林聡美
監督:金子修介
脚本:梶原阿貴
製作:釧路市シビックプライド醸成長編映像制作実行委員会
企画・プロデュース・製作著作:WOWOW プラス
制作プロダクション:レオーネ
配給:渋谷プロダクション
撮影協力:釧路市シビックプライド醸成長編映像制作実行委員会/釧路市
2026/DCP/ビスタ/ステレオ/日本/86分
©2026 WOWOWPLUS INC.
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『SAKAMOTO DAYS』
4月29日(水・祝)公開
出演:目黒蓮、高橋文哉、上戸彩、横田真悠、戸塚純貴、塩野瑛久、渡邊圭祐、北村匠海、八木勇征、生見愛瑠、小手伸也、桜井日奈子、安西慎太郎、加藤浩次、津田健次郎
原作:鈴木祐斗『SAKAMOTO DAYS』(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
脚本・監督:福田雄一
主題歌:Snow Man「BANG!!」(MENT RECORDING)
製作幹事:エイベックス・ピクチャーズ
制作プロダクション: CREDEUS
配給:東宝
©︎鈴木祐斗/集英社 ©︎2026 映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会
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