片平なぎさ、『ドビュッシーが弾けるまで』で國村隼の妻役に 「大好きな夫婦になれそう」
12月24日22時よりフジテレビ系で放送される國村隼主演のスペシャルドラマ『ドビュッシーが弾けるまで』に片平なぎさが出演することが決定した。
本作は、最愛の妻の失い、ふさぎ込む男・渡会喜一郎(70歳)と、才能を持ちながら夢を諦めた青年・佐々木匠(28歳)の世代も性格も異なる2人の男が、思わぬきっかけで始まったピアノのレッスンを通して心を通わせ、止まっていた人生の時間を再び動かしていくヒューマンドラマ。美しい「月の光」の旋律をめぐる交流と、ウイスキーを飲み交わす時間を通じて、2人はそれぞれの過去や傷と向き合い、やがて未来への一歩を踏み出していく、喪失から再生の過程を描く。最愛の妻を失い、人生の時間が止まってしまった主人公・渡会喜一郎を國村が演じる。
本作で國村と初共演を果たす片平が演じるのは、生前ピアノ教室を開いていた小百合役。ドビュッシーの「月の光」を夫の喜一郎に弾いてほしいと口にするが、頑固でぶっきらぼうの喜一郎は「くだらない」「俺は反対だね」とそっけない態度を取る。小百合の願いはかなわないまま、彼女はこの世を去ってしまう。2年の月日がたったある日、亡くなったはずの小百合から喜一郎宛に手紙が届いて……。
『青い山脈』(1975年)で俳優デビューした片平は、今年俳優人生50周年のメモリアルイヤーを迎えた。近年は『知ってるワイフ』(フジテレビ系/2021年)、『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系/2023年)、『Dr.アシュラ』(フジテレビ系/2025年)などに出演。また、本作で初共演となる國村の印象について、「ずっと大好きな方で、いつかご一緒できたらと思っていました。國村さんの作品は数多く拝見してきましたし、今回出演したいと思った大きな理由の1つです。お会いしたら気さくで優しい方で。心から大好きな夫婦になれそうです」とコメントを寄せている。
あわせて、喜一郎(國村隼)と匠(尾崎匠海)、喜一郎と生前の小百合(片平なぎさ)、それぞれの関係性が伝わる場面写真も公開された。
片平なぎさ(渡会小百合役)コメント
今作のオファーを受けた時の感想
マネージャーさんが“すごくいいお話があるんです。ただ…”っておっしゃるので、“なに?”と聞くと、“ピアノを弾かなければならないんです”と(笑)。私、ピアノは素人なもので、“ムリだわ、私。受けるわけにはいかない”とお伝えしたのですが、台本だけでも読ませていただけないか、と申し出まして。そしたら感動して。涙、涙で。出たい気持ちがこみ上げてきてしまったんです。まだ少し時間もあるし、『月の光』を頑張って練習すれば、弾けるようになるかも…と逆にお願いして、出演させていただくことになりました。
渡会小百合について
小百合さんはすでにこの世にいない人ですが、かわいらしくて、優しい女性だろうなと感じました。そして、旦那様のことが大好きで…。この世から消えていく怖さより、残された旦那様がどうやって生きていくのか、心配で心配でしょうがなかったと思います。本当に、心から愛していたんだな、と感じます。
初共演となる國村隼の印象
ずっと大好きな方で、いつかご一緒できたらと思っていました。國村さんの作品は数多く拝見してきましたし、今回出演したいと思った大きな理由の1つです。お会いしたら気さくで優しい方で。心から大好きな夫婦になれそうです。
視聴者へのメッセージ
クリスマスイブの夜、今、あなたの隣にいる大切な人と、ウイスキーを飲みながら観ていただけたらと思います。
■放送情報
スペシャルドラマ『ドビュッシーが弾けるまで』
フジテレビ系にて、12月24日(水)22:00~23:34放送
出演:國村隼、尾崎匠海(INI)、片平なぎさほか
脚本:石田真裕子
演出:平野眞
プロデュース:鈴木康平
制作プロデュース:遠藤光貴
制作協力:スイッチ
制作著作:フジテレビ
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