1月5日から上映されているクエンティン・タランティーノの初監督作『レザボア・ドッグス』のデジタルリマスター版が、12月31日で国内最終上映となることが発表された。

　本作は、1992年サンダンス映画祭で初めて上映され、斬新な構成と過激なバイオレンス描写などが注目を集めたタランティーノの出世作。カナダのトロント、スウェーデンのストックホルム、スペインのシッチェスと複数の映画祭に出品され、世界各国で最優秀賞やグランプリなど数々の賞を受賞した。

　宝石強盗のために集められた、互いの素性を知らずコードネームで呼び合う6人の犯罪プロフェッショナル。完璧な計画のはずだったが、大勢の警官が待ち伏せていた。仲間の中に裏切り者がいるのか。そしてそれは誰なのか。生き残った者たちは疑心暗鬼に駆られ、やがて血で血を洗う惨劇へと突き進んでいく……。

　本作の国内上映権が12月31日に終了することから、12月27日より、東京はシネマート新宿、大阪は扇町キネマにて国内最終上映される。あわせて、この機会にしか手に入らない宣伝用のポスターが先着で配布されることも決定した。

■上映情報
『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』
12月27日（金）〜30日（月）、シネマート新宿にて上映
12月27日（金）〜29日（日）、扇町キネマにて上映

特典：『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』ポスター
東京：先着200名、なくなり次第終了
大阪：先着100名、なくなり次第終了

出演：ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、クリストファー・ペン、スティーヴ・ブシェミ、ローレンス・ティアニー、カーク・バルツ、エディ・バンカー、クエンティン・タランティーノ
監督・脚本：クエンティン・タランティーノ
プロデューサー：ローレンス・ベンダー
製作総指揮：リチャード・N・グラッドスタイン、ロンナ・B・ウォーレス、モンテ・ヘルマン
共同プロデューサー：ハーヴェイ・カイテル
撮影監督：アンジェイ・セクラ
美術デザイン：デヴィッド・ワスコ
衣装デザイン：ベッツィ・ヘイマン
音楽監修：カリン・ラットマン
編集：サリー・メンケ
配給：鈴正、フラッグ
1992年／アメリカ／99分／スコープ／字幕：齋藤敦子
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