釜山国際映画祭の一環として開催された「アジアコンテンツアワード」で、ドラマ『Eye Love You』（TBS系）のチェ・ジョンヒョプが新人男優賞を受賞した。

　アジアコンテンツアワードは、テレビや動画配信サービスなどの優れたコンテンツの功績を称える賞で、今年は16カ国201作品が集まった。

　そのうちノミネートされたのは、10カ国41作品。日本からは5作品が選ばれ、新人女優賞を『SHUT UP』（テレビ東京系）の仁村紗和が受賞。作品賞と主演男優賞（堺雅人）にノミネートされていた『VIVANT』（TBS系）は、惜しくも受賞を逃した。

　『Eye Love You』は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ主人公・侑里（二階堂ふみ）と、明るく人懐っこい性格の韓国人留学生ユン・テオ（チェ・ジョンヒョプ）の恋模様を描いたラブストーリー。ヒロインの相手役に韓国人俳優を起用した初の民放GP帯連続ドラマであり、9月25日に開催された「ソウルドラマアワード2024」でも特別賞を受賞するなど、韓国内での評価も高かった。

　チェ・ジョンヒョプは、タキシード姿のオフショットを自身の公式Instagramに投稿し、「新しい経験をしようと選んだ自分の挑戦が、最終的に私を強くし、少し成長させてくれたことに感謝と喜びを感じています」と韓国語でコメント。

　「私一人では何もできなかったと思います。これはすべて『Eye Love You』チームと私たちのドラマを好きで観てくださったみなさんのおかげだと思います、本当にありがとうございます。これからさらに良い姿をお見せできるようにもっと頑張ります」と改めてチームと視聴者に感謝を述べた。