リチャード・カーティス脚本・監督作『ラブ・アクチュアリー』の4Kデジタルリマスター版が、12月6日に公開されることが決定した。

　クリスマスを迎えるまでに起こる9つの愛の物語を描いた本作は、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』の監督も務めたカーティスが脚本・監督を手がけ、多数のキャストが集結。ヒュー・グラントが恋する英国首相を、リーアム・ニーソンが息子を応援する愛すべき父親を、コリン・ファースが言葉の通じない相手に恋する小説家を、アラン・リックマンとエマ・トンプソンが長年連れ添った夫婦を、キーラ・ナイトレイが新婚の妻をそれぞれ演じたほか、ビル・ナイ、ローラ・リニー、マーティン・フリーマン、ローワン・アトキンソンらも出演している。

　クリスマスが近づく冬のロンドン。人々は幸せなクリスマスを迎えるために淡い期待を抱いている。秘書ナタリー（マルティン・マカッチョン）に恋をした英国首相デビッド（ヒュー・グラント）、義理の息子サム（トーマス・サングスター）との関係に悩む父親ダニエル（リーアム・ニーソン）、新進画家のマーク（アンドリュー・リンカーン）は親友と結婚したジュリエット（キーラ・ナイトレイ）に密かな恋心を抱き、傷心の作家ジェイミー（コリン・ファース）は言葉が通じないポルトガル人のメイドに惹かれていく。夫ハリー（アラン・リックマン）の浮気に気付きながらも何事もないかのように振る舞う妻カレン（エマ・トンプソン）、新曲のクリスマスソングに起死回生を賭ける元ロックスターのビリー（ビル・ナイ）。19人の登場人物たちがそれぞれのドラマを繰り広げる。

　劇中には、ビートルズ、ベイ・シティ・ローラーズ、マルーン5、マライア・キャリー、ノラ・ジョーンズらの楽曲が使われ、クレイグ・アームストロングが音楽を担当した。

　あわせて公開されたポスタービジュアルは、20周年のアニバーサリー公開を記念した特別仕様になっている。

　予告編には、クリスマスが近づく冬のロンドンを舞台に、グラント、ニーソン、ファース、トンプソン、ナイトレイら19人の登場人物が、それぞれの“愛のカタチ”を見つけ出していくシーンが収められている。

　さらに「君は最高」、「私がクリスマスに欲しいのはあなたよ」、「クリスマスは愛する人と過ごす」、「本当の愛は永遠なのよ」、「愛はどこにでもある」など本作を彩るセリフたちが並び、バックにはクリスマスソングの定番マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス（All I Want For Christmas Is You）」が流れる。

■公開情報
『ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター』
12月6日（金）より、新宿ピカデリーほかにて全国公開
脚本・監督：リチャード・カーティス
出演：アラン・リックマン、ビル・ナイ、コリン・ファース、エマ・トンプソン、ヒュー・グラント、ローラ・リニー、リーアム・ニーソン、マルティン・マカッチョン、ローワン・アトキンソン
配給：シンカ
配給協力：Filmarks
2003年／135分／イギリス、アメリカ、フランス／ カラー／2.39 : 1
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