石川恋が主演を務め、共演に齋藤潤を迎えた連続ドラマ『猫カレ -少年を飼う-』（BSテレ東）の追加キャストと主題歌が発表され、あわせて、ポスタービジュアルが公開された。

　本作は、電子コミックとして累計発行部数約15万部を突破した青井ぬゐによるコミック『少年を飼う』（ゼノンコミックス／コアミックス）を原作にしたヒューマンドラマ。30歳の独身OL藍と、同じく孤独を抱えた16歳の凪沙の同居生活を描く。

　誰にも頼らずバリバリ仕事をこなす、30歳の会社員・森川藍（石川恋）。独身で彼氏もいないが2LDKのマンションに一人暮らしをしており、周囲からは「令和の鉄の女」と揶揄されていた。ある晩、自宅に帰ると、とびきり綺麗な16歳の少年・遠野凪沙（齋藤潤）が家の前で待っていたーー。

　今年30歳を迎え、連続ドラマ初主演となる石川が、都内の大手広告代理店で働き、「可愛げがない」「鉄の女」と揶揄される30歳の会社員・森川藍役、映画『カラオケ行こ！』（2024年公開予定）にメインキャストとして出演する16歳の齋藤が、16歳の美少年・遠野凪沙役をそれぞれ演じる。

　新たに発表されたキャストは、内藤秀一郎、坂田梨香子、小野寺晃良、森﨑美月、武上陽奈の5名。藍の高校時代の同級生であり、凪沙が通う高校の美術教師として再会を果たす鹿目圭斗役を、『仮面ライダーセイバー』（テレビ朝日系）で主演を務め、『こっち向いてよ向井くん』（日本テレビ系）などに出演する内藤、藍が心を許す親友・新島清香役を、 『おとなりに銀河』（NHK総合）などに出演するほか、モデルとしても活躍する坂田、凪沙の高校の同級生・有馬柊平役と志田こころ役を、映画『賭ケグルイ』などに出演する小野寺と、雑誌『Seventeen』専属モデルとして活躍する森﨑、そして、謎の美少女・鈴村華恋役を、『津田梅子～お札になった留学生～』（テレビ朝日系）などに出演する武上がそれぞれ演じている。

　公開されたポスタービジュアルには、森川藍が、隣に座る制服姿の少年・遠野凪沙に手を差しのべている様子が切り取られている。

　また、主題歌はシンガーソングライター・野田愛実が本作のために書き下ろした楽曲「hands」に決定。本楽曲は、お互いに支え合う藍と凪沙の姿を彷彿とさせる歌詞を、野田の歌唱力で表現した楽曲となっている。

　さらに、本日より本作の第1話の番宣映像が、公式サイトと公式SNSにて公開されている。

　あわせて、内藤、坂田、小野寺、森崎、武上、野田からコメントが到着した。

コメント

内藤秀一郎（鹿目圭斗役）

鹿目圭斗を演じさせていただきます内藤秀一郎です。今回、初の先生役に挑戦させていただきました。自分なりに凪沙や他の生徒を優しく、時には強く見守れるように演じさせていただきました。森川さんにずっと伝えたかった思いもしっかりと伝えておりますので、鹿目の頑張りも是非楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。

坂田梨香子（新島清香役）

原作を読ませていただいたときに藍と凪沙の関係がどうなっていくんだろうと夢中で一気に読み進めてしまいました。恋愛感情なのか、保護者的な愛なのか、恋愛未満の関係の話なのか、恋愛ものでもなんでもないのか。どれにも当てはまるし、どれにも当てはまらないような。でも胸がぎゅっとなって新感覚の何にも形容できない感情に出逢いました。藍への感情移入、凪沙くんの可愛さと心の機微、ドラマでも必見です。私は藍の親友の清香役を演じます。藍演じる石川恋ちゃんとは仲良くさせていただいているのですが、お芝居は今回が初めて。仕事大好き人間だったり、何でも話せたり、年齢も同じでまさに藍と清香に共通する部分もあるので、緊張感は持ちつつも2人のいい空気感を作れたらいいなと思っております。 撮影も先日クランクインしましたが、引き続きスタッフ・キャストの皆様と一緒に力を合わせて素敵な作品を作れるよう 尽力します。放送をお楽しみに！

小野寺晃良（有馬柊平役）

クランクインの日、凪沙役の齋藤潤くんに会った時、「なんて無垢なエネルギーを持った子なんだ……！！！」と思ったのを覚えています。芝居をしている時の真剣な表情と周りへの気遣い、そんなしっかりしているところとは裏腹に等身大の可愛げの様なものを感じる瞬間もあり、そんな潤くんに原作の凪沙を見ました。彼と芝居をしているうちに自分自身も引っ張られて柊平を作り上げられたと思います。残暑の中、周りの若さに負けない様に頑張って撮影中なので是非お楽しみに！

森﨑美月（志田こころ役）

初の連続ドラマ出演になるので、決まった時はとても嬉しかったです。原作を読ませていただいて、自分の気持ちにまっすぐに、時に猫のように周りを驚かす行動をとる凪沙くんが、とてもピュアできゅんとしました。今回演じる志田こころちゃんと私には共通点があります。私は小さい頃、言葉で表現することが苦手で、毎日たくさんの絵を描いていました。 その絵で母は私の気持ちを知ることが多かったようです。なので小さい頃から叶えたい世界を絵に書いていた、こころちゃんの気持ちが分かります。叶わない恋心を絵に閉じ込めているこころちゃんを、皆様に共感していただけるように演じたいです。登場人物それぞれが孤独感を抱えていますが、共感してくれる仲間との出会いで変わっていきます。土曜日の夜、心がほっこりすると思うので、ぜひご覧ください！

武上陽奈（鈴村華恋役）

元々原作を読んでいて、華恋ちゃんのことが大大大好きだったので、オーディションのお話を聞いた時は嬉しくて何度も何度も練習しました。初めての連続ドラマ出演でワクワクドキドキしながら撮影初日を迎えたのですが、佐伯監督をはじめ、共演者のみなさん、スタッフのみなさんがとても優しく温かく、落ち着いて演技ができてすごく幸せでした。華恋ちゃんは自分の心にまっすぐでとってもピュアな女の子です。華恋ちゃんの可愛らしい部分を伝えられたら嬉しいです！

野田愛実（主題歌）

この度、ドラマ『猫カレ -少年を飼う-』のエンディングテーマに選んで頂きありがとうございます。同い年の主人公「森川藍」の「いつも、強く在る」姿に憧れを抱くと共に、それゆえの孤独や淋しさに、共感しました。この年齢になると、自立した強い女性であることを、周りから求められます。それなのに、一方では「可愛げがない」と揶揄されてしまう、そんな理不尽さと戦っている彼女を尊敬します。凪沙のマイペースが、いつしか心地良くなって、そこが帰る場所となり、また、凪沙の淋しさも知り、共鳴し合う二人の関係をテーマに、「hands」を書きました。この曲が、ドラマの登場人物たち、そして、淋しさを抱える誰かの心に、そっと手を差し伸べられたら、嬉しいです。

■放送情報
『猫カレ -少年を飼う-』
BSテレ東にて、10月7日（土）スタート 毎週土曜深夜24:00〜24:30放送
テレビ大阪にて、10月7日（土）スタート 毎週土曜深夜24:55〜25:25放送
ネットもテレ東（テレビ東京HP、TVer）にて、テレビ大阪での放送直後より配信開始
出演：石川恋、齋藤潤、小野寺晃良、森﨑美月、武上陽奈、坂田梨香子、内藤秀一郎
原作：青井ぬゐ『少年を飼う』（ゼノンコミックスコアミックス）
監督・脚本：佐伯竜一、的場政行
脚本：岡庭ななみ、鈴木薫、目黒啓太
プロデューサー：瀧川治水（BSテレ東）、庄島智之（ファインエンターテイメント）
コンテンツプロデューサー：浅岡彩子（BSテレ東）、髙橋一馬（BSテレ東）、渡辺瑞希（BSテレ東）
制作：BSテレ東／ファインエンターテイメント
©「猫カレ -少年を飼う-」製作委員会2023
公式サイト：https://www.bs-tvtokyo.co.jp/nekokare/
公式X（旧Twitter）：@mayodora_bs7ch
公式Instagram：@mayodora_bs7ch