色鮮やかな美味しそうな料理も次々に登場 『ウィ、シェフ!』予告編&場面写真公開

 5月5日に公開されるフランス映画『ウィ、シェフ!』の予告編と場面写真が公開された。

 本作は、実在のシェフ、カトリーヌ・グロージャンをモデルに、39歳の新鋭ルイ=ジュリアン・プティが監督を務めたコメディ映画。一流レストランのスーシェフとして働くカティ。夢はいつか自分のレストランを開くこと。だが、シェフと大ゲンカして店を飛び出し、ようやく見つけた職場は移民の少年たちが暮らす自立支援施設だった。質より量、まともな食材も器材すらない。不満をぶつけるカティに施設長のロレンゾは少年たちを調理アシスタントにするアイデアを提案する。フランス語がちょっと苦手な少年たちと、天涯孤独で人づきあいが苦手なカティ。料理が繋げた絆は少年たちの将来だけでなく、一匹狼だったカティの世界も変えてゆく。

 主人公の「シェフ」ことカティ・マリーを演じるのは、『愛しき人生のつくりかた』『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』などのオドレイ・ラミー。親身で少し気弱な人のいいセンター長には『最強のふたり』などのフランソワ・クリュゼが扮する。

フランス映画『ウィ、シェフ!』予告編

 公開された予告編は、 一流レストランのシェフだったカティ(オドレイ・ラミー)が、自立支援施設に就職するところから始まる。ひどいありさまの厨房で途方にくれるカティに施設長のロレンゾ(フランソワ・クリュゼ)が「子供たちをアシスタントにしてはどうか」と提案。それぞれが帰国できない事情を抱え、料理には全くの素人、そしてフランス語も苦手な少年たち。しかし、カティの指導に反発しながらも、一生懸命料理を覚えようと奮闘する。

 次第に少年たちと心を通わせるカティは、自分にできることはないだろうかと、リアリティ番組「ザ・コック」に出場することに。予告編は、タイトルにもなっている「ウィ、シェフ!」と子供たちがそろって答えるシーンで幕を閉じる。

 あわせて公開された場面写真には、カティの調理シーンや、劇中で作られている料理などが切り取られている。

■公開情報
『ウィ、シェフ!』
5月5日(金)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
監督:ルイ=ジュリアン・プティ
出演:オドレイ・ラミー、フランソワ・クリュゼ
配給:アルバトロス・フィルム
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ
2022年/フランス映画/フランス語/97分/5.1ch/シネスコ/原題:La Brigade/英題:Kitchen Brigade/字幕翻訳/星加久実/
©Odyssee Pictures - Apollo Films Distribution - France 3 Cinéma -Pictanovo - Elemiah- Charlie Films 2022
©Marcel Hartman
公式サイト:ouichef-movie.com

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