10月18日よりTBS系で放送がスタートする『君の花になる』の制作発表記者会見が行われ、主演の本田翼と共演の木南晴夏、宮野真守、そして物語のキーとなるボーイズグループ “8LOOM（ブルーム）”のメンバー7人が登壇。撮影現場の様子やドラマの見どころなどを語った。

　本作は、本田演じる元高校教師・仲町あす花がひょんなことからひょんなことから崖っぷちのボーイズグループ・8LOOMの”寮母”となり、共同生活をしながら、彼らの「トップアーティストになる夢」に一緒に向かっていく、胸キュン＆成長物語。木南はあす花の姉・仲町優里を、宮野は8LOOMのマネージャー・添木ケンジを演じる。

　8LOOMは、高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝からなる7人組。本作のためにオーディションを含め、約1年前からパフォーマンスの練習などを重ねてきた。劇中だけでなく、期間限定のグループとして実際にデビューしており、すでにファーストシングル「Come Again」が配信限定シングルとしてリリースされている。司会進行を務めた宮野から、「みなさん、元気よく挨拶をお願いします」と言われた8LOOMのメンバーは「こんにちは、8LOOMです！」と揃った手のフリを交えながら挨拶。7人の息はぴったりで、その姿はまさに長年一緒に活動してきたボーイズグループのよう。

　グループの中で流行っていることを聞かれた8LOOMのリーダーでセンター・佐神弾を演じる高橋は、「最初の頃は、みんなで何かをしてチーム感を出そうと、いろんなことをしていたんですよ」と、7人でトランプや人狼ゲームが流行っていたことを明かした。

　すると、しっかり者だが少々ネガティブ思考ぎみな一之瀬栄治を演じる八村が、「あれが楽しかったです」と鼻に2本の指をあてる仕草を見せた。それは、宮野考案のオリジナルトランプのなかで見せる仕草だそうで、宮野は「本当に楽屋に入ったらトランプをしていて、『マモさん（宮野）、トランプやります〜!?』って言うから39歳のおじさんも仲間に入った方がいいと思って提案したんですよ」と楽しそうに7人とのエピソードを披露した。

　しかし最近について高橋は、「気が知れすぎて、無言でも全然一緒にいれるし、個々がやりたいことをやってる感じです」と、撮影も進んできたことで、7人の関係性がいい意味で変化してきたことを感じているようだった。

　そんな8LOOMのメンバーとの撮影を楽しんでいるという本田、木南、宮野の3人は、「今日は誰推し？」「今日はあの子のここがいいのよね」と日々“推しトーク”を繰り広げたり、メンバーの撮影を見ながら「あざとい！　あざとい！」などとツッコミを入れたりしているという。特にぬいぐるみを使った撮影では、本田と木南が「大事に持つ子もいれば、ぶんぶん振り回す子もいる」と暴露。7人それぞれの個性が発揮されている様子を伺わせた。