8月4日に放送された『ちむどんどん』（NHK総合）第84話では、房子（原田美枝子）は「アッラ・フォンターナ」で暢子（黒島結菜）に、三郎（片岡鶴太郎）は「あまゆ」で和彦（宮沢氷魚）に、それぞれ自分たちが結婚に至らなかった過去の話を語った。

　三郎は、房子が鶴見で屋台を営んでいた頃、客に絡まれていた彼女を助けたことをきっかけに房子に一目惚れし、2人は恋に落ちたが、周囲から猛反対され、房子は三郎の親戚から手切れ金を渡されて身を引いたのだった。結局、三郎は多江（長野里美）と見合い結婚をしたのだが、視聴者からは「多江さんは良い人なのに、こんな過去の話を聞くと多江さんが可哀想になってくる」「多江さんが不憫でならない」という声が上がった。

　一方、暢子はフォンターナで起きているトラブルを、房子からは他言無用と言われていたのに、姉の良子（川口春奈）に電話で話してしまっていた。すると翌日、良子が突然あまゆに現れ、多江を房子と勘違いし、「どうしてすぐに警察に届けないんですか？　毎日、嫌がらせをされて、このままではお店を潰されてしまいますよ！」と詰め寄る。SNSでは「良子も猪突猛進タイプだったのね」「良子ネーネーがニーニー化してしまった！」といったコメントが見られた。

　他言無用だったはずが、鶴見にまでどんどん知れ渡っていくフォンターナのトラブル。房子と三郎の過去の恋と合わせて、どう決着するのかが見ものだ。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合：午前8:00〜8:15、（再放送）12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K：7:30〜7:45、（再放送）11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演：黒島結菜
作：羽原大介
語り：ジョン・カビラ
沖縄ことば指導：藤木勇人
フードコーディネート：吉岡秀治、吉岡知子
制作統括：小林大児、藤並英樹
プロデューサー：松田恭典
展開プロデューサー：川口俊介
演出：木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供＝NHK