2022年5月公開の白石和彌監督作『死刑にいたる病』のティザービジュアルが公開された。

　櫛木理宇による同名小説を映画化する本作は、阿部サダヲと岡田健史がW主演を務めるサイコサスペンス。理想とは程遠いランクの大学に通い鬱屈した日々を送る雅也の元に、ある日、連続殺人事件の犯人・榛村から手紙が届く。24件の殺人容疑で逮捕され9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時にパン屋を営んでいて、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。しかし、そこには想像を超える残酷な事件の真相があった。

　日本史上類をみない数の若者を殺した連続殺人鬼・榛村役を阿部、収監されている榛村の元に通い、事件の真相に迫る雅也役を岡田がそれぞれ演じる。脚本は、白石監督と初タッグとなる『そこのみにて光り輝く』『オーバー・フェンス』などの高田亮が手がける。

　 公開されたティザービジュアルは、二分割されたデザインの上部に、虚ろな表情を浮かべながら法廷に立つ連続殺人鬼・榛村（阿部サダヲ）の姿が切り取られている。下部には、榛村の冤罪証明に挑む雅也（岡田健史）の姿が写っており、その背後には榛村に狙われた少年少女たちの写真が張り出されたビジュアルとなっている。正面を見据える雅也の足元には、「連続殺人鬼からの依頼は、たった1件の冤罪証明だった—」というキャッチコピーが添えられている。

■公開情報
『死刑にいたる病』
2022年5月全国公開
出演：阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、中山美穂
監督：白石和彌
脚本：高田亮
原作：櫛木理宇「死刑にいたる病」（ハヤカワ文庫刊）
配給：クロックワークス
(c)2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
公式サイト：siy-movie.com
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