アンジェリーナ・ジョリー主演映画『Those Who Wish Me Dead（原題）』が、『モンタナの目撃者』の邦題で9月3日に公開されることが決定した。

　本作は、『ボーダーライン』（2015年）で初脚本を務め、監督デビュー作『ウインド・リバー』（2017年）で第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞したテイラー・シェリダン監督最新作となるうサバイバルサスペンス。

　『Mr.＆Mrs. スミス』（2005年）や『ウォンテッド』（2008年）では殺し屋を、『ソルト』（2010年）ではCIA諜報員を演じてきたジョリーが、11年ぶりのアクションの題材に選んだ本作では、人間では太刀打ちできない“大自然の脅威”と、凄腕の“暗殺者”に行く手を阻まれながらも少年を守るために戦う森林消防隊員ハンナを演じる。「木を切り、火をおこす方法から教わった」と言うジョリーは、ハンナを演じることは大自然でのサバイバルの連続だったと語っている。

　共演には、『『マッドマックス 怒りのデス・ロード』』のニコラス・ホルト、『アンストッパブル』のフィン・リトル、『ボヘミアン・ラプソディ』のエイダン・ギレン、『ハッピー！』のメディナ・センゴア、『ウォーキング・デッド』のジョン・バーンサルらが名を連ねる。

　過去に壮絶な事件を“目撃”したことで心に大きなトラウマを抱える森林消防隊員のハンナ（アンジェリーナ・ジョリー）は、暗殺者による父の死を間近で“目撃”し、父が命懸けで守り抜いた“秘密”のせいで追われる身となった少年コナー（フィン・リトル）とタッグを組む。背後に迫る凄腕の暗殺者、目前に立ちはだかる広大なモンタナの大自然に燃え盛る巨大な炎……2つの脅威に行く手を阻まれる極限状態で、少年を守り戦っていく。

　あわせて公開された予告編は、ハンナが過去の“トラウマとなった山火事”を思い返しながら、「風を読み間違えたの」「助けに行くべきだったのに」と自責の念を打ち明ける姿から始まる。モンタナの大自然を見下ろす監視塔で、暗殺者に追われる身の12歳の少年コナーを見つけたハンナは、彼を守るべく危険に身を投じ、彼と行動を共にしていく。無情な暗殺者たちが迫りくる中、未曾有の山火事の灼熱の炎も猛烈なスピードで迫ってくる。暗殺者と大自然の驚異に阻まれ、完全に逃げ場のない状況の中、「戦うしかない」と決意を見せるハンナの姿が捉えられている。

■公開情報
『モンタナの目撃者』
9月3日（金）全国ロードショー
監督：テイラー・シェリダン
脚本：テイラー・シェリダン、チャールズ・リービット
出演：アンジェリーナ・ジョリー、ニコラス・ホルト、フィン・リトル、エイダン・ギレン、メディナ・センゴア、ジョン・バーンサル
配給：ワーナー・ブラザース映画
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