台湾発ダークミステリー『返校 言葉が消えた日』予告編&場面写真 公開日は7月30日に

 白色テロ時代を描いた台湾発のダークミステリー『返校 言葉が消えた日』の公開日が7月30日に決定。あわせて予告編と場面写真が公開された。

 放課後の教室で、いつの間にか眠り込んでいた女子高生のファン・レイシン(ワン・ジン)が目を覚ますと、なぜか人の姿が消えて学校はまるで別世界のような奇妙な空気に満ちていた。校内を一人さ迷うファンは、秘密の読書会のメンバーで彼女に想いを寄せる男子学生のウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)と出会い、力を合わせて学校から脱出しようとするが、どうしても外へ出ることができない。廊下の先に、扉の向こうに悪夢のような光景が次々と待ち受けるなか、消えた同級生と先生を探す二人は、政府による暴力的な迫害事件と、その原因を作った密告者の哀しくも恐ろしい真相に近づいていく。

 台湾人が忘れてはならない負の歴史をストーリーに取り入れるという大胆な発想で大ヒットとなったホラーゲームを元に、迫害事件の謎解きと、青春を奪われた若者たちの切ないドラマが交錯する。その深いメッセージ性が昨年1月の台湾総統選挙にも影響を与えたと言われ、メディアやSNSで大騒動を巻き起こした。

『返校 言葉が消えた日』予告編

 このたび公開された予告編では、冒頭「自由が罪になる時代」と重々しいナレーションとともに、セピア色に近い、物悲しくも美しい映像で観客を1962年台湾の凄惨な粛清の時代へと誘い込む。舞台である翠華高校では“秘密の読書会”が開かれ、生徒たちは「密かに、禁じられた本」を読み続けた。しかし、いつか自由になる日が来ることを夢見ていた人々の希望を打ち砕くように、男子生徒が軍に暴力をふるわれ、強制的に連れ去られてしまうのだった。

■公開情報
『返校 言葉が消えた日』
7月30日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:ジョン・スー
出演:ワン・ジン、ツォン・ジンファ、フー・モンボー、チョイ・シーワン、チュウ・ホンジャン
配給:ツイン
2019年/台湾/カラー/103分/原題:返校/R-15+
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