カメラマンが戦国時代にタイムスリップ? 『麒麟がくる』明智光秀の葛藤が伝わる第2弾ビジュアル
毎週日曜日に放送されている大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)より、メインビジュアル第2弾が公開された。
本作は、大河ドラマ第29作『太平記』の池端俊策が脚本を手掛けた戦国時代劇。織田信長の家臣として知られ、日本史の一大事件のひとつ「本能寺の変」を起こした智将・明智光秀(長谷川博己)を主役とし、その謎めいた半生に光を当てていく。
このたび公開されたビジュアルは、泥だらけの光秀の揺るぎない決意が垣間見える一枚となている。写真家・内田将二が撮り下ろした。クリエイティブ ディレクターの多田琢は、「戦国時代の戦場にカメラを持ち込み、明智光秀を狙ってシャッターを切る。もしもそんなことが可能だとしたら……」とビジュアルのコンセプトを説明。制作統括の落合将は、「光秀の激しくやるせない葛藤が、恐ろしい形相の光秀から伝わってきます」とコメントを寄せた。
多田琢(クリエイティブ ディレクター)コメント
今年の大河のメインビジュアルのテーマは、
「現代の写真家が撮る『明智光秀の肖像画』」です。
前回の奥山由之さんに続き、今回撮りおろしてくれた写真家は内田将二さん。
戦国時代の戦場にカメラを持ち込み、明智光秀を狙ってシャッターを切る。もしもそんなことが可能だとしたら……。
長谷川博己さんに設定を伝えた後、スタジオで待っているとレンズの前には鬼気迫る表情の明智光秀が現れました。彼の目は、そこにあるはずのない戦場、いるはずのない敵を確実に捉えていました。
落合将(制作統括)コメント
『麒麟がくる』メインビジュアルの第2弾が、多田さんのチームから届きました!
第一弾の奥山さんに続き、今度はタイトルバックを撮った内田将二さんが、500年前の戦国時代にタイムスリップし、戦場で戦う明智光秀を、ド迫力で撮影してきてくれました!
現在放送中の中盤は、光秀が戦に明け暮れているパートで、疑問を持ちながらも麒麟を呼ぶために戦わざるを得ない光秀の激しくやるせない葛藤が、恐ろしい形相の光秀から伝わってきます。折しも現在日本は大変な状況にあり、歯を食いしばって困難に耐え、乗り切ろうとする光秀の表情に、私たちは自分を重ね合わせることができるかもしれません。 物語はこれからクライマックスに向かいますが、今後光秀に振りかかる波乱がこのビジュアルから伺い知れるかと思います。このビジュアルとともに、『麒麟がくる』後半戦を是非お楽しみください!
■放送情報
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送
BSプレミアムにて、毎週日曜18:00〜放送
BS4Kにて、毎週日曜9:00〜放送
主演:長谷川博己
作:池端俊策
語り:市川海老蔵
音楽:ジョン・グラム
制作統括:落合将、藤並英樹
プロデューサー:中野亮平
演出:大原拓、一色隆司、佐々木善春、深川貴志
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/kirin/
公式Twitter:@nhk_kirin