嘘から始まる恋の行方は? 本国フランスで200万人動員『パリ、嘘つきな恋』本予告公開

 『パリ、嘘つきな恋』より、本予告編と場面写真が公開された。

 本作は、本国フランスで動員200万人超の大ヒットを記録したラブストーリー。“イケメンでお金持ちだが女性に求めるのは一時的な関係だけ”という軽薄な男・ジョスラン(フランク・デュボスク)が、自分がついてしまったトンデモナイ嘘をきっかけに、最高で本物の恋に目覚めていく姿を描く。

『パリ、嘘つきな恋』本予告

 公開された予告編は、ゲーム感覚で恋を楽しむモテ男・ジョスランが、まるで“日課”のように、出会った美女に気軽に声を掛けるシーンから始まる。そんな彼が亡くなった母の家を整理中、遺された車椅子に座っていると、偶然その場へ訪ねてきた美しい女性ジュリーと遭遇。ジョスランは、自分が“歩けない”のだと誤解して助けを申し出る彼女の勘違いを利用、気を惹くために思わず「よろしく」と嘘をついてしまう。そんな彼の計画も知らずにジュリーは、姉のフロランス(アレクサンドラ・ラミー)をジョスランに紹介。フロランスは以前事故に遭い車椅子生活を送っているが、現在はヴァイオリニストとして世界を飛び回る傍ら、車椅子テニスプレーヤーとしても活躍する魅力的な女性だった。

 自分の思惑とは違う展開に当初は困惑したジョスランだったが、フロランスとの車椅子デートを重ねるにつれ、前向きでユーモア溢れる彼女に惹かれて、人生初めての本気の恋に落ちてしまう。どんどん惹かれ合う2人だが、ジョスランは、その想いが募るほど嫌われるのが怖くなり、最初にフロランスについた嘘をどんどん告白しづらくなってしまう。。一方、フロランスの方も「この恋を楽しみたくて、嘘をついたの」と、意味深な発言。果たして、トンデモナイ嘘から始まった恋の行方はどうなるのか。

 監督・脚本・主演を務めるのは、本作で監督デビューを果たしたフランスの国民的コメディアン、フランク・デュボスク。車椅子生活ながらも行動力とユーモア、優しさに溢れた魅力的な女性・フロランスを、アカデミー賞俳優ジャン・デュジャルダンの元妻であるアレクサンドラ・ラミーが演じている。

■公開情報
『パリ、嘘つきな恋』
5月24日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
監督・脚本:フランク・デュボスク
出演:フランク・デュボスク、アレクサンドラ・ラミー
配給:松竹
フランス/2018年/108分/英題:Rolling to You/原題:Tout le Monde Debout
(c)2018 Gaumont / La Boetie Films / TF1 Films Production / Pour Toi Public

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