白濱亜嵐×平祐奈W主演で『10万分の1』実写映画化 白濱「全力で真っ直ぐなキャラクター」
宮坂香帆の人気コミック『10万分の1』(小学館『フラワーコミックス』刊)が、白濱亜嵐と平祐奈のW主演で実写映画化される。
原作は、『「彼」first love』『僕達は知ってしまった』など数々のヒット作を生み出した宮坂の最新作。「このマンガがすごい!WEB」で紹介されると一気に火がつき、現在既刊されている8巻までで累計120万部を突破、クライマックスとなる最終巻の9巻は本日10月26日に発売される。
白濱が演じる高校生・桐谷蓮は、剣道部所属のスポーツマンでイケメンのモテ男子。剣道部のマネージャーで、蓮とは中学からの仲良しグループのメンバーである女子高生・桜木莉乃を平が演じる。互いに意識していたが、モテる蓮に、自分の性格も身体も好きになれない莉乃は、気後れしてばかり。しかし蓮からの思いがけない告白を受け、遂に2人は付き合い始める。楽しい日々を過ごしているが、やがて莉乃の体に異変が起き始め、病気、恋、友情をも加速させていく。
監督は、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の三木康一郎。映画は今月10月にクランクインした。
白濱亜嵐(桐谷蓮役)コメント
今回僕が演じる桐谷蓮は部活に仲間に恋にと、全ての学生生活に対して全力で真っ直ぐなキャラクターだと感じています。その中でも特に莉乃への愛情は強く、その莉乃への想いをしっかりとスクリーンを通しても伝えられるように努力していきたいと思います!公開を楽しみにしていて下さい!!
平祐奈(桜木莉乃役)コメント
今回、桜木莉乃役をさせて頂けること、いろんな不安もありますが、また新たな挑戦に楽しみでもあります。元々、原作が大好きで読んでいたので、莉乃になれるという事はとても光栄に思います。難病という大きな悩みを抱え、いろんな感情との葛藤がありますが、17歳の女の子の真っすぐな想いを丁寧に伝えられるよう、全身全霊で頑張ります。
宮坂香帆(原作者)コメント
こうして公式に発表できてホッとしています。
莉乃や蓮、比名瀬に千紘達が役者さん達によって新たに命が吹き込まれることが今から楽しみで仕方ありません。
まだどんな映像作品になるかは想像がつきませんが、俳優さんを始め映像化に関わって下さる多くの方が『10万分の1』の世界に対して真摯に向き合って下さっているので、一観客として完成の日を待ちたいと思います。
三木康一郎(監督)コメント
原作を読み、ALSという病気に向き合って闘っていく若い二人の姿に心動かされました。今回、そんな原作を映像化するにあたってまず考えたのはリアリティです。原作の淡い部分や、青春の要素をしっかり踏まえながらも、やはり病気と向かう心を深く、そして繊細に描いて行きたいと思っています。現在ALSという病気と闘っていらっしゃる方々に胸を張って見ていただける作品にしたい。そして、少しでも彼らのチカラになる作品にしたい。そんな気持ちで撮影に臨んでいます。今回、映画『10万分の1』で、少しでもたくさんの人にALSという病気を知ってもらい、少しでも社会の理解が増えることを願っています。
■公開情報
『10万分の1』
2019年以降公開
出演:白濱亜嵐、平祐奈
原作:宮坂香帆『10万分の1』(小学館『フラワーコミックス』刊)
監督:三木康一郎
脚本:中川千英子
配給:HIGH BROW CINEMA
(c)宮坂香帆・小学館/映画「10万分の1」製作委員会