有村架純、波瑠、吉田羊の姿捉えた『コーヒーが冷めないうちに』予告編公開 主題歌はYUKIが担当
9月21日に公開となる有村架純主演映画『コーヒーが冷めないうちに』の主題歌がYUKIの「トロイメライ」に決まり、同楽曲を使用した予告編と特報映像が公開された。
川口俊和の同名小説を実写化した本作は、ある席に座ると望んだとおりの時間に戻れるという奇妙な都市伝説がある、古き良き昭和の時代から続く喫茶店「フニクリフニクラ」が舞台。そこに集う人々が巡り合う奇跡を描く。『アンナチュラル』、『夜行観覧車』、『リバース』、『重版出来!』(全てTBS系)など多くのドラマの演出を担当してきた塚原あゆ子が、本作で映画監督デビューを飾る。
従兄が経営する喫茶店「フニクリフニクラ」で働く心優しい店員・時田数役で主演を務める有村に加え、伊藤健太郎、波瑠、林遣都、深水元基、松本若菜、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子らがキャストに名を連ねる。
公開された映像では、過去に戻ることを願い「フニクリフニクラ」を訪れる波瑠や松重、石田、吉田たちの姿が。YUKIが担当した主題歌「トロイメライ」が流れ、最後には「4回泣けます」とコピーが添えられている。 この主題歌入り予告・特報映像は、7月20日より全国の映画館で順次上映される予定だ。
YUKI コメント
映画『コーヒーが冷めないうちに』の主題歌を担当することになり、とても光栄です。ありがとうございます。
原作を読み、映画を観て、「トロイメライ」は完成しました。
何があってもおかしくない毎日の中で、私達は、哀しい事も嬉しい事も引き受けて暮らしています。「後悔しない生き方」に憧れ、頑張りながら、それでも人は時々、間違えてしまいます。でもそれは、もしかしたら、赦しあうためなのかもしれません。登場人物一人一人に思いを寄せていたら、そう、たどり着きました。間違えてしまうからこそ、お互いに赦しあって、生かされていくのではないかと。私には小さな傷跡が沢山残っているけれど、それを見る度に、他者に赦されてきた自分に気付くのです。過去の自分を責めて、前に進めなくても、その時の決断が決して利己的なものではなかった事を、誰かがきっと、わかってくれている。そうであってほしい、という希望と願いを込めて、作りました。
映画を観て、「トロイメライ」を聴いて、何度でも泣いて、何度でも笑ってください。
監督 塚原あゆ子 コメント
優しく、力強く、前に向いていく。
ほんの少しの事で未来は違ってくる。
美しい声と歌詞に強烈に引き込まれました。
映画のエンドロールで流れるこの曲が、
全てを圧倒的に包み込んでいきます。
感動しました。
是非、映画館で体験して下さい。
プロデューサー 平野隆 コメント
後悔を抱える人達がタイムスリップするという物語にYUKIさんの唄声が持つファンタジー感が美しくフィットするだろうと考えオファーさせて頂きました。
そして出来あがった「トロイメライ」という楽曲は、恋人、夫婦、姉妹、親子の4つの物語の中で再生していく人々の姿をとても優しく包んでくれました。
この曲はきっと劇場を出ていく観客の皆さんに爽やかな涙をもたらしてくれるような気がします。
■公開情報
『コーヒーが冷めないうちに』
9月21日(金)より全国東宝系にて公開
出演:有村架純、伊藤健太郎、波瑠、林遣都、深水元基、松本若菜、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子
原作:川口俊和(『コーヒーが冷めないうちに』『この嘘がばれないうちに』サンマーク出版刊)
監督:塚原あゆ子
脚本:奥寺佐渡子
配給:東宝
(c)2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会
公式サイト:http://coffee-movie.jp/