叫ぶ山田涼介や涙する本田翼の姿とらえた『鋼の錬金術師』本予告 朴ロ美&釘宮理恵のコメントも
12月1日に公開される山田涼介主演映画『鋼の錬金術師』の本予告が公開された。
シリーズ全世界累計発行部数7,000万部を超える荒川弘の同名漫画を映画化した本作は、幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドと弟・アルの波乱に満ちた旅と成長を描いたファンタジー。『ピンポン』の曽利文彦監督がメガホンをとった。
公開された本予告では、MISIAによる書き下ろし主題歌「君のそばにいるよ」とともに、エドとアル兄弟の失った身体を取り戻すために必要な“賢者の石”を探す壮大な旅が描かれていく。機械鎧(オートメイル)技師として、エドとアルを支える幼馴染ウィンリィ役の本田、“焔の錬金術師”と畏怖されているマスタング大佐役のディーン、エドたちを優しい眼差しで見守るヒューズ中佐役の佐藤、“綴命の錬金術師”と呼ばれるタッカー役の大泉ら登場人物たちの姿も。さらに、
“賢者の石”の存在を知ったホムンクルス(人造人間)たち、ラスト役の松雪、エンヴィー役の本郷、グラトニー役の内山が、アルに襲いかかる様子や、肉体を持たないアルが「この空っぽの身体で何を信じればいいんだよ!」と悲痛な思いをエドにぶつける様子、そんな兄弟の姿を見てウィンリィが涙するシーンなども収められている。
また、曽利監督、原作者の荒川、そしてアニメ版『鋼の錬金術師』声優の朴ロ美と釘宮理恵からは、本編に対するコメントも寄せられている。
コメント一覧
曽利文彦(監督)
この映画には描くべきテーマがありました。伝えたい絆がありました。笑ったり、泣いたり、驚いたりの連続ではありますが、ご覧いただいた後に皆様に何か少しでも心に残るものがあればこの上ない喜びです。運命や自然の残酷さが容赦なく襲いかかりますが、それに屈することのない兄弟の力強い物語を最高のキャスト、最高のスタッフで撮り上げました。ぜひぜひお楽しみください。
荒川弘(原作)
観た瞬間、「エドがいる!」って驚いて、冒頭からアクション全開で一気に世界観に引き込まれました。この物語を1本の映画にまとめるために大変苦労をされたと思いますが、原作への寄り添い方とずらし方が絶妙で原作ファンの皆さんにも「こう来たか!こう来たか!」って、全編飽きることなく、楽しんで頂けると思います。そして山田涼介くんが、エドが背負った罪を見事に表現されている。エドとアルの兄弟は、壮大な旅の中でどんな選択をするのか。エンドロールできっと、涙が溢れてくると思います。純粋に楽しかった。自分でマンガを描いておいて何ですが(笑)
朴ロ美(アニメ『鋼の錬金術師』エド役声優)
ここに新たな「鋼の錬金術師」が誕生した…と胸が震えるほどに、実写版としての魅力に溢れていました。あのエド、アル、ウィンリィが、「ハガレン」のキャラクターたちが間違いなくスクリーンの中にいました。そして曽利監督の凄まじいまでのCGアクションが「ハガレンの」世界観を鮮やかに色づかせていました。とにかく観てほしい!今の、この気持ちを感じてほしいです。
釘宮理恵(アニメ『鋼の錬金術師』アル役声優)
とてもとても感動しました。新たな鋼の錬金術師ですが、よく知っている懐かしい鋼の錬金術師でもあり、作品世界を現実のようにリアルに身近に感じ、夢中になって観させていただきました。 観終わった後の充実した気持ち、私の中にも本作への愛がしっかりある、という不思議な確信。色々な気持ちが溢れてきて、いつも応援して下さっている皆様と分かち合いたいな、と思いました。
※朴ろ美のロは王へんに路が正式表記
■公開情報
『鋼の錬金術師』
12月1日(金)、全国ロードショー
出演:山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、國村隼、石丸謙二郎、原田夏希、内山信二、夏菜、大泉洋(特別出演)、佐藤隆太、小日向文世、松雪泰子
原作:「鋼の錬金術師」荒川弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
監督:曽利文彦
脚本:曽利文彦、宮本武史
音楽:北里玲二
主題歌:MISIA「君のそばにいるよ」(アリオラジャパン)
製作:映画「鋼の錬金術師」製作委員会
制作プロダクション:OXYBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (c)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会
公式サイト:http://hagarenmovie.jp