ジョン・ラセターがさかなクンのものまね!? 『ファインディング・ドリー』ワールドプレミア開催
ディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』のワールドプレミアが、現地時間6月8日、ロサンゼルス・ハリウッドのエル・キャピタン・シアターにて行われた。
本作は、第76回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『ファインディング・ニモ』の1年後の世界を描いた冒険ファンタジー。ドリーの“家族の思い出”の謎を求め、ニモとドリーが冒険を繰り広げる模様を描く。
“海”をイメージしたブルーカーペットが敷かれ、ドリーやニモたちの住む海をイメージした水槽が飾られた会場には、製作総指揮のジョン・ラセターをはじめ、アンドリュー・スタントン監督やアンガス・マクレーン共同監督、ドリーの声優を続投したエレン・デジェネレスらが登場。
ラセターは、日本のファンに向けて、「日本の皆さんが『ファインディング・ニモ』をどれだけ愛してくれているか知っているし、『ファインディング・ドリー』も同じくらい好きになってもらえると思う。最後に…ギョギョ!」と、本作の日本語監修を務めたさかなクンの決めゼリフを交えてメッセージを寄せた。ラセターに続き、スタントン監督は「さかなクン覚えているよ! 日本の皆さんも映画を楽しんでね! ギョギョ!」、プロデューサーのリンジー・コリンズは「私たちが経験してきたワクワクを皆さんにお届けできて嬉しいわ。ギョギョ!」、マクレーン共同監督は「世界中の人々にこの映画を届けられて素晴らしいよ。ギョギョ!」、デジェネレスは「ドリーを演じるのが大好き! ギョギョ!」と、続けざまにさかなクンの“ギョギョ”を披露し、会場を沸かせた。
ドリーと行動をともにする新たなキャラクター、タコのハンクについてラセターは、「タコは水族館などの場所で脱走アーティストで、どこからでも抜け出せると聞いたんだ。そこから、すごく賢いキャラクターにした。また、タコがカモフラージュする姿は、すごく面白くなると思った。抜け出して、迷って、人々から隠れて…とても面白いと思うよ」と、その魅力を絶賛。スタントン監督も「すばらしく気難しいキャラクターで、ひとりぼっちで孤独でいたいタコのキャラクターを作ろうと思った。ドリーとコンビにするには、完璧なキャラクターだ。『ファインディング・ニモ』で、マーリンでうまくいったしね。それに、水から外に出られるし、どこでも這って行けるし、小さなスペースにも入れる。移動する手段としても完璧だった」と、ハンクの魅力を熱弁した。
■公開情報
『ファインディング・ドリー』
7月16日(土)全国ロードショー
監督:アンドリュー・スタントン
共同監督:アンガス・マックレーン
製作総指揮:ジョン・ラセター
日本語版声優:木梨憲武(マーリン役)、室井滋(ドリー役)、上川隆也(ハンク役)、中村アン(デスティニー役)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(c)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/dory