今週の海外映画トピック

『シビル・ウォー』、海外の反響は? 世界各国の興行収入とその評価

 今後は中国、ロシア、イタリア、インド、アルゼンチン、ニュージーランドなどで順次公開予定の本作。そのヒットの鍵を握るのは、シネコンの建設ラッシュが進み、今や日本を抜いて世界第2位の映画マーケットを持つ中国の動向だ。これまでも『ワイルド・スピード SKY MISSION』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ジュラシック・ワールド』などのハリッド大作が中国の人々の心をわしづかみにしてきたように、『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』が、他の国同様高評価を得られるかに注目したい。

■平野敦子
映画&猫専門フリーライター。著書に『新版 人に育てられたシロクマ・ピース』『ふたつの名前で愛された犬』(以上学研プラス)。猫びより等に寄稿中。年間約400本の映画を鑑賞。旅行中毒で、今後は台湾と輪島温泉を訪問予定。死ぬ前に観たい映画は『哀愁』(笑)。

■公開情報
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
全国公開中
監督:アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ
製作:ケヴィン・ファイギ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(c)2016 Marvel.
公式サイト:Marvel-japan.jp/Civilwar

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