2016年最大の注目作『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』最新情報

ディズニー『D23エキスポ』で『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』の最新トレイラーが公開!

『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』ロゴ

 8月14日〜16日にかけて米国カリフォルニア州のアナハイムのコンベンションセンターで開催されているディズニーの2年に1回のイベント『D23エキスポ』(数字の23はウォルト・ディズニー・カンパニーが設立された1923年が由来)において、約2分間に及ぶ『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』(2016年5月公開)の最新トレイラー(予告編)が公開された。

 『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』に続く『キャプテン・アメリカ』シリーズ3作目の作品にして、ディズニーによるマーベル・シネマティック・ユニバースの最新作。2006年から2007年にかけて刊行されたマーベルによる一連のコミック『シビル・ウォー』シリーズを原案とする作品で、キャプテン・アメリカとアイアンマンの二つの陣営に分かれてスーパーヒーローたちが対立するその衝撃的なストーリーがどのように映画で描かれるのかに注目が集まっている。

 現在、出演が発表されているのはクリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)、ロバート・ダウニー・Jr.(アイアンマン)、スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ)、ジェレミー・レナー(ホーク・アイ)、エリザベス・オルセン(スカーレット・ウィッチ)、ポール・ベタニー(ヴィジジョン)、ポール・ラッド(アントマン)、アンソニー・マッキー(ファルコン)、ドン・チードル(ウォーマシーン)、セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー)、エミリー・バンキャンプ(エージェント13)、ウィリアム・ハート(ロス将軍)、フランク・グリロ(クロス・ボーン)、チャドウィック・ボーズマン(ブラック・パンサー)などなど。そして最大の話題としては、原作でも重要な役割を果たしていたスパイダーマン(演じるのは現在19歳のトム・ホランド)が遂にディズニーのマーベル・シネマティック・ユニバースに登場! さらに、先日Twitter上ではハルクを演じているマーク・ラファロが自分も出演していることを匂わせるツイートをして話題になった。

 もはや「『アベンジャーズ』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』よりも豪華!」というとんでもないことになっている出演陣。それもそのはず。本作『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』は2018年と2019年に公開される『アベンジャーズ』3作目の前後編『Infinity War PartⅠ&Part II』とダイレクトに繫がる作品で、監督ルッソ兄弟/脚本クリストファー・マルクス&スティーヴン・マクフィーリーという制作体制までまったく同じ。事実上の『アベンジャーズ』最新作と言ってもいいような作品となっている。

 『D23エキスポ』の会場で公開されたトレイラーでは、序盤は『キャプテン・アメリカ』の過去作からアドルフ・ヒトラー、ジョージ・パットン将軍、ジョン・F・ケネディ、9.11テロ事件などの歴史映像がモンタージュされ、中盤はクロス・ボーンが街を破壊するシーン。主要キャラクターであるキャプテン・アメリカとアイアンマンはもちろん、ホーク・アイ、スカーレット・ウィッチ、アントマン、ファルコン、ブラック・パンサーなども登場。トレイラー上に現れたコピーは「IN 2016/WELCOME TO THE EVENT/THAT WILL CHANGE EVERYTHING」(2016年。ようこそこのイベントに。ここからすべてが変わる)。ちなみにここで言う「EVENT」は今回の「D23 Expo」を指すものではなく、マーベルの複数作品がクロスオーバーする際に用いられるアメコミ用語。トレイラーが公開されると、会場は興奮の絶叫と悲鳴に包まれた。なお、現在のところこのトレイラーは公式にネットでアップなどはされていない。

(文=編集部)