アンジェリーナ・ジョリー、自身の最新監督作でブラッド・ピットと夫婦役に 予告映像を公開
アンジェリーナ・ジョリーが監督を務め、夫であるブラッド・ピットと夫婦役で共演している新作映画『バイ・ザ・シー(原題)』が、公式サイトにてiTunesの映画予告を公開した。複数の海外メディアが報じている。
同作には『アンブロークン』(2014年)のスタッフが集結し、アンジェリーナ・ジョリーが脚本、監督、プロデューサーを務めている。1970年代のフランスの静かな海辺のリゾート地にて、ブラット・ピット演じるアメリカ人作家のローランドと、アンジェリーナ・ジョリーが演じる妻のバネッサが、冷えきった夫婦関係を見つめ直す物語だ。『COMINGSOON.NET』では、今年の始めにアンジェリーナ・ジョリーが同作について寄せた「この物語は、失意により歯車が合わなくなった関係、愛の確執、その関係性の修繕方法について描かれている。才能あるキャストとスタッフと一緒に仕事ができ、とても良い経験となったわ」とのコメントを紹介している。(参考:The By the Sea Trailer Teams Brad and Angelina Jolie Pitt)
『The Hollywood Reporter』では、映画予告の内容についても紹介。アンジェリーナ・ジョリー演じる妻が叫んだり、遠くを見つめている間もずっと、夫役のブラット・ピットは原稿を書くことに苦心するなど、夫婦のすれ違いをシリアスに描いている。「何が言いたいんだ?」「俺のことが嫌いか?」という夫の問いに、妻が「理由は知っているでしょ」と答えるシーンは、短い映像ながらも、夫婦間の心理的戦いが表現されているという。(参考:'By the Sea' Trailer: Angelina Jolie and Brad Pitt Play Unhappy Couple)
『Entertainment Weekly』では、アンジェリーナ・ジョリーとブラット・ピットが夫婦役を演じて交際するきっかけになったとされる2005年公開の映画『Mr.&Mrs.スミス』と比較し、さらなる感動作となると紹介している。また、同作がふたりの新婚旅行中に撮影されたことにも言及している。(参考:Angelina Jolie Pitt and Brad Pitt have a not-so-perfect day in first By the Sea trailer)
(文=編集部)