笑い飯の軌跡とミルクボーイ追加取材を収録 M-1に懸けた漫才師たちを描くノンフィクション『笑い神』文庫化

笑い飯の軌跡を収めた『笑い神』文庫化

 中村計によるノンフィクション『笑い神 M-1、その純情と狂気』の文庫版が、11月5日に文藝春秋より刊行される。

 本書は、2001年の創設以来、漫才の最大の大会として君臨し続ける「M-1グランプリ」の最初の10年を、笑い飯を軸に描き出したノンフィクション。9年連続で決勝進出を果たし、2010年に悲願の優勝を遂げるまでの歩みを追う。

 笑い飯を中心に、千鳥、ブラックマヨネーズ、フットボールアワー、チュートリアル、NON STYLE、パンクブーブーといったライバルたちのストーリーも織り交ぜ、「笑い」に憑かれた芸人たちの真実に迫る内容となっている。

 文庫化にあたっては、2019年のM-1王者であるミルクボーイへの追加取材を敢行。漫才への思いを語った内容が「文庫版特別編 ミルクボーイ」として収録される。

 著者の中村計は1973年、千葉県生まれのノンフィクションライター。『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』(新潮社)で第18回ミズノスポーツライター賞最優秀賞、『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇』(集英社)で第39回講談社ノンフィクション賞を受賞している。近著に『さよなら、天才 大谷翔平世代の今』(文藝春秋)、『落語の人、春風亭一之輔』(集英社新書)など。ナイツ塙宣之による『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』(集英社新書)では、聞き手と構成を担当した。

■中村計(著者)コメント
笑いで勝敗を決する。笑いを書く。いずれも、本音を言えば、不遜なことなのかなと思う。前者は嗜虐的な行為だとも言えるし、後者は種明かしでもあるからだ。M-1を書く。つまり、それは「笑い神」に対する冒涜なのではないか。その罰は十分に受けた。取材も執筆も七転八倒。本書は、その記録です。

■書誌情報
『笑い神 M-1、その純情と狂気』
著者:中村計
価格:1,320円(税込)
発売日:2026年11月5日
出版社:文藝春秋

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