ディオ・ブランドー、カーズ 、吉良吉影……なぜ『ジョジョ』の悪役は人気なのか? 描き下ろしイラストに大反響

『ジョジョの奇妙な冒険』公式ショップ・THE★JOJO WORLD公式アカウントが10月22日、Xで作者・荒木飛呂彦描き下ろしの吉良吉影のイラストを公開した。このポストに2.9万を超えるいいね、142万回超のインプレッションを記録し、Xで大きな反響を呼んでいる。

 常設店舗「THE★JOJO WORLD」は、イギリスやアメリカでのポップアップイベントを経て、2025年7月に東京・渋谷PARCOの6階に誕生。歴代主人公たちの「黄金の精神」をテーマに、作品の世界観に没入できる内装や環境演出、オリジナル商品の販売を実施してきた。

 そして正反対の「悪」をテーマにした大阪店が、12月4日にオープン予定。それと連動した企画で荒木による新作イラストを毎日投稿中でディオ・ブランドー、カーズ 、DIOに続くキャラが吉良となる。

 第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場する吉良は、ごく普通のサラリーマンとして生活しているが、手の美しい女性ばかりを狙う連続殺人鬼という歪んだ性格の持ち主。シリーズに登場する数多くの悪役のなかでも彼の人気は根強い。使用スタンドは触れたものを爆弾に変える「キラークイーン」だ。

 また今回の投稿のようなイラストといえば、2014年に米津玄師がpixivに「#もっと評価されるべき」というハッシュタグを添えて投稿した画像もあった。こちらも現在までに約1.8万いいねを集めている。

 米津をも魅了した吉良。彼は世界征服を企むDIOのようなカリスマ型とは対照的に、クールなシリアルキラー型の悪役として存在感を放っている。それゆえに、むしろ彼が本当の主役だという意見もあるほどだ。

 物語において“ヴィラン”が「推される対象」へと変わって久しい。かつてはただの悪役にすぎなかった存在が今では主役になる時代となっている。もしかしたら人は、完璧な正義よりも悪者の欠陥にこそ自分を重ねてしまうのかもしれない。

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