『人の財布~高畑朋子の場合~』発売決定 藤澤仁の新作小説

 藤澤仁『人の財布~高畑朋子の場合~』(双葉社)が2026年3月18日に発売される。

 本書は『かがみの特殊少年更生施設』『人の給与明細』『人のカレンダー』などのARGコンテンツを生み出す、クリエイター集団・第四境界初の書き下ろし小説。著者のコンテンツのなかでも、発売後即完売し話題を呼んだ『人の財布』の新シリーズだ。

 フリマサイトで他人の財布を購入した主人公の人生が追体験できる日常侵食。書籍のデザインは大ヒットした「人の財布」(黒のサイフ)のデザインをイメージした、初の「サイフ型小説」となっている。

 夜中に何げなくフリマサイトを眺めていた主人公は、とある商品に目がとまる。それは、高畑朋子という人物の保険証が入ったままの、中古財布だった。主人公は、娘を誘拐された高畑朋子という母親、当時ニュースでも取り上げられていたこの誘拐事件を思い出す。なにかに吸い寄せられるように、その財布を購入し、入っていた保険証やレシートを手掛かりに当時の事件の真相を解明しようと奮闘するのだったーー。

 発売決定に合わせ著者・藤澤は「日常と虚構が融け合った瞬間に感じる、足元がゾクゾクする高揚感。それを表現したいと志し、様々な異色作を生み出してきた。あなたにとっては、この小説が初めての『日常侵蝕体験』となるかもしれない。そうなったら面白い。この機会に味わってみてはどうだろうか」とコメントしている。

■書誌情報
『人の財布~高畑朋子の場合~』
著者:藤澤 仁
価格:1,300円+税
発売日:2026年3月18日
出版社:双葉社

関連記事