芸術やスポーツの分野において多用されているように思える、「センス」や「才能」という言葉。明確な定義がないからこそ便利に使われがちなこれらの言葉に対して、高校で美術を教える先生が持論を展開するオリジナル漫画がTwitter上で公開され、読者の共感を呼んでいる。言い訳として使われたり、子どもに絵に対する苦手意識を植え付けかねない「言葉」にフォーカスした短編は、芸術に関心がなくても深く考えさせられる内容だ。

　作者の夏目にーにさん（@212natsume）自身が普段から実際に生徒や保護者と接しているからこそ、リアリティのある描写になっている「絵の才能」シリーズ。制作の経緯など、話を聞いた。（望月悠木）

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漫画『言い訳すんな』＆『絵心ない』を読む