乃木坂46OGはなぜテレビで活躍し続ける? 松村沙友理、齋藤飛鳥、白石麻衣、秋元真夏らに見る“個性”の活かし方

 乃木坂46の卒業生が、テレビや配信番組でMCやレギュラーを務める姿が目立っている。11月4日からスタートするリアリティーショー『この最低な夫婦の終わり』(ABEMA)では、松村沙友理がスタジオMCを担当。10月からは、齋藤飛鳥が『Google Pixel presents ANOTHER SKY』(日本テレビ系)の新MCに就任した。乃木坂46の卒業生たちは、なぜこれほど多くの番組で活躍しているのだろうか。松村と齋藤の活動を中心に、彼女たちがテレビの現場で求められる背景を探っていきたい。

松村沙友理、齋藤飛鳥 異なる個性が活きるMCでの存在感

 松村は今年も、『ラヴィット!』(TBS系)や『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)、『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)など、多くのバラエティ番組に出演している。乃木坂46時代から“さゆりんご”の愛称で親しまれ、かわいらしい口調や独特のキャラクターで人気を集めてきた。卒業後もそのスタイルは変わっていないが、テレビでの松村の立ち居振る舞いを見ていると、それだけではない面白さがある。芸人からのツッコミに物怖じせず、自分のペースを崩さないまま笑いにつなげる。大好きな食べ物の話になると一気に熱量が上がるところも、松村らしい。華やかな見た目と親しみやすいリアクションの両方を持っていることが、出演番組の多さにもつながっているのだろう。

 新たにMCを務める『この最低な夫婦の終わり』は、関係に問題を抱える3組の夫婦が7日間の旅で本音をぶつけ合うリアリティーショーだ。家事の分担や妊活、夫婦間の価値観の違いなど、扱うテーマはかなり踏み込んだものになる。

『#最低夫婦』夫婦リアリティショー解禁!この”最低”な夫婦たちは、”幸せ”になれるのか?

 松村は2025年12月に結婚を発表し、今年3月には第1子の出産を報告した。今回のMC起用には、そうした生活の変化も関係しているのではないだろうか。番組では山里亮太、野々村友紀子とともに、既婚者の立場から3組の夫婦が抱える問題に向き合っていく。収録後のコメントでも、夫婦の問題の生々しさに驚きながら、自身にとっても学ぶことが多かったと語っている(※1)。一方、放送に先駆けた事前番組では、夫との出会いについて「橋から飛び降りてきて……」と語り、さらに「馬車で合流したっていう感じです」と独特の言い回しで説明するなど、松村らしいユーモアでスタジオの笑いを誘った(※2)。

【出産の記録】赤ちゃんに会えた日

 齋藤は、10月3日放送の『ANOTHER SKY』から今田耕司とMCを務めている。同番組は、ゲストが自分にゆかりのある土地を訪れ、過去の経験や現在の仕事、これからの人生について語るドキュメンタリー。スタジオでは旅の映像を観ながらゲストの本音を引き出していく、相手の話を聞きながら会話を深めることが大切な番組だ。

 齋藤は乃木坂46時代から、俯瞰的に物事を見ているような独特の雰囲気をまとっていた。言葉を選びながら話す一方で、ときには思いがけないほど率直な意見を口にする。大人数のバラエティではその一言が印象に残ることもあったが、ゲスト一人の人生をじっくり聞く『ANOTHER SKY』では、今後また違った魅力が見られそうだ。

【地上波未公開】新MC 齋藤飛鳥が大好きな沖縄の新たな魅力を発見!

 10月10日には、新MC就任を記念して齋藤自身が沖縄を訪れる回が放送された。齋藤にとって同番組での旅は、2019年のロンドン、2024年の大阪に続いて三度目。今回はプライベートでも足を運ぶという沖縄で、仕事への思いや自身の考え方を明かした。クールに見られがちな齋藤だが、他者との関わりや受け取った恩について深く考えていた。今田との掛け合いを含め、今後どんな聞き手になっていくのか楽しみだ。

関連記事