&TEAMが8月8日、2ndシングル『青嵐 (Aoarashi)』のリリースを記念したショーケースを開催した。

　前日にリリースされた『青嵐 (Aoarashi)』は、1stシングル『五月雨 (Samidare) 』に続いて表現する、“春夏秋冬を通じて結束する少年たちの物語”の第二章にあたる作品。ショーケースは、シングルから7月18日に先行配信された「声変わり」のパフォーマンスでスタートした。

　『青嵐 (Aoarashi)』は、発売初日のオリコンデイリーシングルランキングで1位を獲得。さらに、初日の売り上げ枚数が自己最高記録を更新したことを司会の古家正亨から紹介されると、EJは「本当に嬉しかったし、すべてがLUNÉ（ファンの呼称）の皆さんのおかげ」と感謝を口にした。JOは「&TEAMは最強の9人だからこそ、誰になんと言われようと折れずに駆け上がれる気持ちをいつも持っている」と、作品のメッセージと自分たちの姿に重なるものを感じているという。

　シングルには3曲が収録されており、Kは「声変わり」について、「一緒に笑ったり、泣いたり、喜んだり、騒いだりして、いつもと違う声になるっていうのが一つ成長した証でもあるなと思うので。等身大の僕たちの姿を表現できている曲なんじゃないか」とコメント。さらに、自身はTAKIがちょうど声変わりを迎えた時期に一緒に過ごしていたと振り返った。そんなTAKIも「声変わり」がお気に入りで、特に〈I’m not a kid anymore（もう子供じゃないよ）〉の歌詞が自分のことを歌っているようで親近感が沸き、「歌いながらも笑顔になってしまう」という。

　表題曲の「青嵐 (Aoarashi)」がお気に入りだというFUMAは「パフォーマンスを仕上げていくうちに&TEAM全体の団結力も高まった」と振り返り、「パフォーマンスも曲も注目して聴いてほしい」と呼びかけた。メンバーの中で唯一「向日葵 (Imprinted)」をお気に入り曲として挙げたHARUAは、「「青嵐 (Aoarashi)」と「声変わり」は真夏の情景が思い浮かぶんですけど、「向日葵 (Imprinted)」は夏の終わりのような」と曲のイメージを語り、色んな夏の雰囲気を感じられる一作だと説明した。

　リリース日には「青嵐 (Aoarashi)」のMVも公開されている。プールでの水遊びや夏祭りなど、夏の要素がふんだんに詰まったMVについて、MAKIは「夏のエネルギッシュさが伝わってくる」と紹介。続けて「僕がサムネです！」とアピールし、会場を和ませた。

　「今作の推しポイントは？」という質問では、メンバー同士が互いを褒め合う微笑ましい一幕も見られた。NICHOLASは「声変わり」の英詞部分を「TAKIが頑張ってMAKIと一緒に練習していた」と明かし、MAKIも「TAKI、発音上手くなったなって思います」と称賛。YUMAは「青嵐 (Aoarashi)」について、「JOの〈この夏を今捧げて〉の〈て〉がめちゃくちゃ好きで」とマニアックなポイントを挙げ、プロデューサーと話し合いながらレコーディングしたというJOも「〈て〉に時間をかけてよかった（笑）」とコメントして笑いを誘った。

　終盤では、シングル収録曲のサビを2倍速にした高速ダンスに挑んだ。「声変わり」はなんとか踊りこなした9人だったが、さらに難易度の高い「青嵐 (Aoarashi)」では、途中でついていけなくなるメンバーが続出する事態に。

　最後に、Kは「今回『青嵐 (Aoarashi)』を準備していく中でパフォーマンス、音楽、活動内容について9人で話すことも増えてより一致団結したと思うので、もっと一つになった僕たちの力をお見せしたいと思います！」と意気込みを語り、シングルから「向日葵 (Imprinted)」と「青嵐 (Aoarashi)」を披露してショーケースは終演となった。

　&TEAMは現在、初のアリーナツアー『2024 &TEAM CONCERT TOUR 'SECOND TO NONE'』を開催中。さらに、9月3日には結成2周年を記念したアニバーサリーイベント『&TEAM 2nd Anniversary [縁 DAY]』も控えている。一段と結束を深め、さまざま動きを見せてくれる&TEAMから今後も目が離せない。