スターダストプロモーションに所属する若手男性俳優、タレントで結成されている恵比寿学園男子部、通称・EBiDAN。その中で一番の先輩グループとなるのが、超特急だ。超特急は2022年8月8日に新メンバー4人が加わって9人体制となり、新体制で結成11年を迎えた。そして2023年3月22日には5thアルバム『B9』をリリースし、5月からツアー『B9 Unlimited』がスタートすることも発表。そこで、ますます勢いに乗る超特急のメンバー1人ずつに改めて注目してみたい。第3回は昨年8月8日に加入した新メンバーであるシューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルにフォーカスする。

シューヤ

　演歌歌手であった祖母の影響もあって幼い頃から音楽に触れ、中学生の頃からアーティストを目指していたシューヤ。タカシとともにグループを支えるバックボーカルとして超特急に加入し、加入後初のシングル曲「宇宙ドライブ」ではその高音ボイスで8号車（超特急のファンの呼称）をすでに魅了している。しかもシューヤは高音が得意というだけでなく、歌声に繊細さと甘さも持ち合わせており、超特急の楽曲の幅をさらに広げてくれそうだ。超特急のYouTubeチャンネル『超チューバー』に度々アップされているカバー楽曲を聞くと、タカシとの声の重なり方も心地よい。これまでの超特急の楽曲をどう歌いこなしていくのか非常に楽しみである。そんなシューヤは温かな雰囲気の持ち主。だが、話している内容が的確かつ具体的なことからクレバーさも感じられる。YouTube内企画「夢8会員が聴きたい!!100の質問☆11号車シューヤ編」を見てもすべての質問に的確に答えているかつ、相手のことを慮っている様子も見られる。こうした人柄の部分でもグループを支える存在になっていってくれるのではないだろうか。

マサヒロ

　メインダンサーとして加入を果たしたマサヒロは、高校まで野球部に所属してキャプテンも務めていたメンバー。水泳を習っていたりとスポーツ全般が得意なようで、ダンス歴5年にも関わらず確固たる存在感を示している。その上、「（他の）新メンバーに負けないものは圧倒的ダンススキル」（※1）と答えるほど自信も持っており、実に頼もしい。実際、キレのあるダンスを披露しており、YouTubeで公開されているDance Practice動画などではしゃかりきに踊る部分とふっと力を抜く部分が見られて、その緩急が表現力にも繋がっている。そんなマサヒロは笑顔を見せる場面が多い。そのため柔和な雰囲気の持ち主かと思いきや、意外にもキレのあるタイプだ。歩くスピードが早かったり、YouTube内企画「夢8会員が聴きたい!!100の質問☆12号車マサヒロ編」でもテンポ良く質問に答えていったり。こうしたギャップも、「もっと人柄が知りたい」と思わせてくれる魅力のひとつなのだろう。