保育園の送迎にオムツ替え……トップYouTuber・ヒカルの“イクメン路線”は成功するのか?
YouTuberのヒカルが最近“イクメン路線“に舵を切っている。
ヒカルは2026年4月、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」通称「日プ女子」の元練習生でインフルエンサーの加藤神楽との交際と自宅で同棲していることを公表。シングルマザーである加藤には1歳の息子・ハクくんがおり、3人で共同生活を送っている。
こうした背景から最近、ヒカルの動画にはある変化が見られる。5月13日公開の動画でヒカルは、2カ月間にわたり“夜遊び断ち“をしているとした上で、人気キャバ嬢やグラビアアイドルなどを招いて男女5人ずつで行う合コン・デート企画「5対5シリーズ」の撮影を打ち切ると宣言した。以来ヒカルチャンネルでは、同企画に代表される刺激的な動画があまり投稿されなくなった一方、ヒカルとハクくんの交流にフォーカスした動画が数多く見られるようになった。
たとえば、10月20日には人生初のおむつ替えに挑戦する動画を公開している。続く10月25日にはハクくんの面倒を見ながら仕事に勤しむ動画、11月2日にはイヤイヤ期に入ったハクくんにご飯を食べさせる動画なども投稿しており、いずれの動画のコメント欄も、ヒカルの献身的な姿勢や垣間見える優しさに対して好意的な声であふれている。
このように、今までのイメージとは異なる方向にシフトしているヒカルだが、思い出されるのは、22年2月15日にYouTubeチャンネル「Next Stage(現:【公式】ヒカル切り抜きチャンネル)に公開された動画での発言だ。この動画の中でヒカルは、かつては人気者だったものの今は伸び悩んでいる古参YouTuberたちを指し「彼らは努力してないっすよ」と言い放ち、「だって変化してないでしょ。見た目の変化とかもないでしょ。何を頑張ったの?っていう」「普通に同じことを繰り返すことを努力って言わないんで」と批判した。
一度は人気を得ていることから「才能がないとは思わへん」と古参YouTuberたちを擁護しつつも、「単純に同じことをし過ぎた」とキッパリ。一度成功することで同じ勝ちパターンを繰り返したくなるが、「(勝ちパターンを)捨てれたらめっちゃ強い」「それが難しいんですよ」と持論を展開していた。
事実、ヒカルは10年以上にわたるYouTuber活動の中で変化を続けている。ゲーム動画の投稿に始まり、2017年に祭りくじの闇を暴く動画が大バズリした前後から羽振り良くお金を使う“金持ちYouTuber”路線にシフト。その後、20年~23年まではYouTuberグループ「NextStage」での活動に注力し、同グループ解散後はそれ以前からも展開していたビジネスにより一層熱を注ぎ、新規事業にも次々と参入するなど実業家としての側面を強めていった。
そして2026年に入ってからは立川志らくに弟子入りして落語家として活動する一方、自宅では恋人の子どもの世話を焼く良き家庭人的な一面を見せている。20代前半で人気YouTuberの仲間入りを果たしたヒカルも今や35歳。絶え間なく変化を続ける中で、年相応の落ち着きを手に入れたようにも見える。
とはいえ、変化はしたが、丸くなったわけではない。実際、切り抜き・転載禁止の生配信をYouTubeで連日のように行い、舌鋒鋭く様々なトピックに切り込んでおり、いまだ尖った部分は健在だ。
現在35歳。これから40代へと年を重ねていく中で、ヒカルはこのまま“イクメン路線“を継続・深化させていくのか、それとも視聴者が予想もつかないような驚きの「変化」を見せてくれるのか。今後も動向を注視したい。