ファーウェイ新製品発表会レポート 「WATCH GT 7」シリーズや「FreeBuds Neo」を発表、木村葵来選手とMIYAVIも登壇

 ファーウェイ・ジャパンは10月21日に2026年下半期フラッグシップ新製品発表会を開催し、ウェアラブルデバイスおよびオーディオ製品の最新ラインアップを一挙に公開した。発表会にはゲストとしてスノーボーダーの木村葵来選手とギタリストのMIYAVIが登壇。それぞれの商品の使用感や注目ポイントについて語った。

◾️プロユースの計測と洗練されたデザインが融合する『HUAWEI WATCH GT 7 Pro』

 今回の発表会で最も大きな注目を集めたのが、過酷なアウトドアアクティビティから日常のビジネスシーンまでをシームレスに繋ぐ新世代フラッグシップモデル『HUAWEI WATCH GT 7 Pro』だ。航空宇宙グレードのチタン合金ケースと、シリーズ初となるナノテクセラミック製ベゼルを採用している。ディスプレイには最大3,000ニトの輝度を誇るサファイアガラスを備え、雪山や夏のゴルフ場など直射日光下での視認性も抜群だ。

 また、ベルトの先端を内側に格納して引っかかりを抑える新設計「HUAWEI Easy Cross ベルト」を採用しており、激しい動きの中でも手首に寄り添う安定した装着感を提供する。通常使用で最大約21日間という圧倒的なバッテリー持続時間も健在であり、長期間の遠征でも充電のストレスを感じさせない。

 機能面で注目なのが、ウィンタースポーツとゴルフに向けた機能だ。スキー・スノーボード機能では、世界59カ国、3,000以上のスキー場マップに対応し、手元でコースやリフト情報を確認できる。新たにターン検出や「G-Force(Gフォース)」測定機能が追加され、ターン中に身体にかかる力を数値化して客観的に滑りを振り返ることが可能になった。「yukiyama」アプリとの連携により、ゲレンデ上の仲間の位置をリアルタイムに確認できる点も、雪山での実用性を大いに高めている。

 ゲストとして登壇したプロスノーボーダーの木村葵来選手もこの機能を絶賛しており、ジャンプの助走時に最大2.59の数値を記録したことを語り、数値化して自分の滑りを振り返れることの魅力を説明した。また、スイスでの約2週間の滞在中に一度も充電が不要だったと語り、通常使用で最大約21日間という圧倒的なバッテリー持続時間に舌を巻いた。

 ゴルフ機能においては、日本国内の約99%、世界1万7,000以上のコースマップに対応している。新たに高低差補正距離の表示機能が追加され、起伏のあるコースでも戦略的なクラブ選択が可能となった。また、グリーン上のピン位置を手動でカスタマイズする機能や、プレーヤーの立ち位置に合わせてグリーンビューが自動回転する機能など、スコアメイクに直結するアップデートが惜しみなく施されている。さらに、iPhone向けアプリ「ゴルフボーイ」との本格連携も発表され、スマートフォンのカメラで計測したショット距離やボールスピードをウォッチ上で即時確認できるなど、練習からラウンドまで手放せない機能が満載だ。

 一方で通常モデルの『HUAWEI WATCH GT 7』はステンレススチール製のケースとリチウムアルミノケイ酸ガラスのディスプレイを採用。その他のProとの差異としては、46mmと41mmの2サイズ展開していること(Proは46mmのみ)や、ゴルフのサポート機能が限定的なこと、心電図機能が搭載されていないことが挙げられる。

◾️毎日のコンディションを可視化する「WATCH 6」とよりゴルフに特化した「HONMAコラボモデル」

 『HUAWEI WATCH GT 7』をはじめとする新モデルには、新たな指標「からだステータス」が搭載された。これは、睡眠、心拍数、心拍変動(HRV)、ストレスなどのデータを総合的に分析し、毎朝の身体の回復状態を100点満点のスコアで可視化する機能だ。また、Proモデルでは心電図測定にも対応している。このスコアをひと目見るだけで、その日の活動量やトレーニングの強度を直感的に判断できるようになる。

 よりプレミアムなゴルフ体験を求める層には、本間ゴルフとのコラボレーションモデル『HONMA HUAWEI WATCH GT 6 Pro NEW』が用意された。日本国内700カ所以上のゴルフコースを対象に、その日のピン位置情報を自動で取得・反映する「リアルタイムピン位置表示(LivePin)機能」を搭載し、専用のレーザー距離計に匹敵する精緻なコースマネジメントを提供する。

 一方、先進的なスマートウォッチ『HUAWEI WATCH 6』は、12チャンネルのPPGセンサーへと進化した「HUAWEI X-TAP」を搭載し、約60秒で最大9項目の健康指標をまとめて確認できる「ヘルスグランス」機能を備えている。42mmモデルはベルトを含まず約38gという驚異的な軽量設計を実現しており、eSIM対応によりスマートフォンを持たずとも通話やメッセージの確認が可能となっている。

◾️圧倒的な静寂と没入感を提供する新オーディオ「FreeBuds Neo」

 オーディオ分野では、新しい完全ワイヤレスイヤホン『HUAWEI FreeBuds Neo』が発表された。遥か未来へと旅する宇宙船からインスピレーションを得たという流線型の近未来的なデザインが目を引く。片側わずか約4.8gという軽量設計ながら、第3世代オーディオチップによる高度な適応型アルゴリズムを搭載し、周囲のノイズ情報を毎秒最大40万回取得することで、幅広い音域で平均30dBという世界最高水準のノイズキャンセリング性能を実現している。

 音質面でも妥協はなく、新開発のターボダイナミックドライバーや高音質コーデック「LDAC」に対応しており、ハイレゾ認証を取得した繊細で迫力あるサウンドを楽しめる。ヘッドトラッキング対応の空間オーディオや、ファーウェイ初となるゲームモード専用のサウンドエフェクトも搭載され、FPSゲームなどで音の方向を明瞭に捉えられる深い没入感を提供する。

 さらに、耳を塞がないイヤカフ型として絶大な支持を集める『HUAWEI FreeClip 2S』もあわせて発表され、ディープシーブルーとパールシルバーの新色が披露された。こちらはアクセサリー付きでの販売もされており、ハートや花形のアクセサリーをつけるとさながらイヤリングやピアスかのように見える。

 ゲストとして登壇したMIYAVIは「どのように『HUAWEI FreeClip 2S』を使っていますか」という問いに対し、音楽を聴きながら自然に会話ができるため、人と会う社交的な場面で主に使っていると回答。また「クラブなどでもアクセサリー感覚で装着して出かけている」とそのデザイン性にも触れた。

 今回の発表会では、『HUAWEI WATCH GT 7 Pro』のようなウィンタースポーツやゴルフといったアクティビティに特化した製品から、『HUAWEI FreeClip 2S』のようにおしゃれなアクセサリー感覚で身につけられるオーディオ製品まで、幅広いアプローチが印象的だった。また、通常使用で最大約21日間という驚異的なバッテリー持続時間や世界最高水準のノイズキャンセリングなど技術面でのアップデートも見逃せない。次々と進化を遂げるファーウェイのウェアラブルデバイスの今後の展開にも、引き続き期待が高まる。

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