AIが事故を検知したら0.1秒で展開して頭部を守る自転車用エアバッグ スウェーデン発の『Hövding 4』が2027年春に日本上陸

株式会社ユーロギアは、Hövdingブランドを展開するオーストリアのiSi Wearable Safety GmbH(以下、iSi Wearables)と、日本国内における『Hövding 4』の独占販売代理店契約を締結したことを発表した。日本での発売は2027年春を予定している。
『Hövding 4』は、首元に襟のように装着するエアバッグ型のウェアラブル・プロテクションだ。スウェーデンで生まれた独自の発想をもとに開発された、サイクリスト向けのプロテクション製品である。従来型のサイクリングヘルメットとは異なるアプローチにより、日常での快適性や利便性、現代的なデザインとプロテクションを組み合わせている点が特徴となっている。
本製品にはサイクリストの動きを1秒間に200回読み取るセンサーが搭載されている。ニューラルネットワーク技術をベースとしたAIアルゴリズムを用いることで、通常の走行動作と事故発生時の動きをミリ秒単位で識別。アルゴリズムが事故を検知した際には、0.1秒でエアバッグを展開し、頭部を保護するとともに首の安定をサポートする設計となっている。またエアバッグは装着するライダーに合わせてサイズが調整される仕様となっている。
Hövdingは、過去に旧世代の製品が日本国内でも販売されており、今回の『Hövding 4』によって新たな世代の製品として日本市場へ再展開されることになる。iSi Wearablesによると、Hövdingシリーズはこれまでに累計50万台以上を販売し、ヨーロッパで記録された事故において1万人以上のサイクリストを保護した実績があるという。現在では北欧諸国をはじめ、ドイツ、オーストリア、ベネルクス地域などでも販売パートナーを通じて展開されている。
『Hövding 4』では、これまで受け継がれてきたスカンジナビアのデザイン思想と、iSi Groupが自動車用エアバッグ分野で培ってきたエンジニアリングや安全技術が組み合わされている。iSi Wearablesは開発において「Automotive Grade Safety」という考え方を掲げており、自動車安全技術の知見を生かした試験手順や精密なエンジニアリングによって製品を築いているとしている。
ユーロギアは2004年の設立以来、ヨーロッパのアクティブスポーツおよびセーフティ分野のブランドを日本へ紹介してきた企業。イタリアのモーターサイクルブランド「Ducati」の日本におけるアパレルパートナーとして事業をスタートし、現在では「Dainese」「AGV」といったモーターサイクルウェアをはじめ、さまざまな分野のプロテクション製品を取り扱っている。両社は今後、2027年春の発売に向けて、国内における認知向上と販売体制の構築を進めていく。
■製品情報
Hövding 4 自転車用ウェアラブルエアバッグ
発売日:2027年春予定
価格:79,200円(税込)
サイズ展開:FREE(BOA®フィットシステムを内蔵。ダイヤルを回すことでサイズ調整が可能)
販売チャネル:ユーロギア公式オンラインストア・正規取扱店・法人導入窓口ほか、順次導入店舗を拡大予定


























