しかしシーズン1である男性と結ばれたエミリンが、なぜ再び恋人オーディションを開催することになったのか。その理由についてエミリンはシーズン2の動画内で、シーズン1で結ばれた男性とは「その後一切連絡を取っていない」「もはや連絡先すら知らず」と激白。シーズン2では経営者やeggモデル、ホスト、芸人など7人の男性が参加し、ある経営者と結ばれるも終了後には「私、（選択）合ってました？」と不安な表情も。どうやら選ばれた男性は副賞の10万円が目的だった感じも否めず、自ら「シーズン3に期待」と締め括り、続編を示唆している。

　エミリンの恋人オーディションといえば、5月13日と16日にエミリンと日頃から親交があるヒカルのチャンネルでも動画が公開され、それぞれ160万回以上再生されるなど注目度の高さがうかがえる。一般人14人のなかから選ばれたハイスペックな3人が挑んだ宮古島での最終審査では、エミリンから「ふたりにはごめんなさいって言わなくちゃいけないことが忍びない」というほど魅力的な彼氏候補が揃ったこともあり、2時間半に及ぶ長尺動画にも関わらずコメント欄は大盛り上がり。同企画では元カノの推薦で参加した30歳の男性と結ばれたエミリンだが、参加者の強烈な個性やエミリンの気持ちが動く様子を写した動画には大きな反響が寄せられたようだ。

　しかし、なぜエミリンの恋人オーディションはそう注目を集めるのか。エミリンの同企画は、要となる参加者が毎回個性的で、視聴者から「人選が素晴らしい」という声が多数あがるなど、人気の要因のひとつになっている。エミリンの参加者をうまく引き立てる切り返しトークと参加者の人柄を丁寧に伝える編集力も相まって、同企画のコメント欄は毎回どのシーンが面白かったか、どの参加者がよかったかという話でもちきりなのだ。

　さらに普段から結婚などセンシティブな悩みをも動画でさらけ出しているエミリンに、「幸せになってほしい」と願う視聴者が多いことも大事なポイント。長尺ながら1度最後まで視聴した後に再び動画を視聴し、エミリンの選択が果たしてよかったのか、エミリンと参加者の振る舞いや言動を見直すファンもいるようだ。エミリンの恋人オーディションに注目が集まるのには、オーディションの参加者の人選や候補者の魅力を引き出すエミリンのトーク力、ファンからの愛され力に秘密がありそうだ。