旧車をこよなく愛するキャイ〜ン・ウド鈴木のYouTube動画に「日産スカイラインR32 GT-R」が登場した。

　ウドは、2003年～2004年にBSフジで放送された「ウド鈴木のバカクルマニア」という、車がテーマの冠番組を持っていたこともある、自他ともに認める車好き芸人の一人。キャイ〜ンの公式YouTubeチャンネル「キャイ〜ンのティアチャンネル」では、同番組のYouTube版とでもいうべき「ウドクルマニア」と銘打ったシリーズ企画を展開し、中古車を取り扱う販売店やイベントに足を運び、希少なビンテージカーの数々を紹介している。

　2024年5月29日に公開した「【R32GTR スカイライン】何年経っても色褪せない魅力！」と題した動画では、2月に開催されたクラシックカーイベント「第15回ノスタルジック2デイズ2024」で知り合った日本旧軽車会のフクチさんから紹介された、旧車好きのマスダさんのガレージへ訪問し、黒いボディーカラーの「日産スカイラインR32 GT-R」を見せてもらった。

　日産屈指の名車を前に、ウドは「憧れの車ですよね。たぶん車が好きな人、車に乗ってる人はみんな」と目を輝かせる。後ろに回り込んで、スカイライン伝統の4灯丸型テールランプを確認すると「かっこいいじゃん！」と叫んだ。そこから、膨らみを帯びた「ブリスターフェンダー」がアクセントとなった流線型のボディーラインに着目し「膨らみがものすごい。リアのね。これがグラマラスでしょ」と説く。さらに、全長4.5メートル程度のサイズ感を「このサイズ感もいいんですよね」と評し、「リアとドア、フロントを3分割したようなバランスがいい」とも述べた。

　YouTubeの撮影スタッフから「買おうと思わなかったんですか？」と聞かれると、ウドは「買いたかったねぇ」とポツリ。「日産スカイラインR32 GT-R」は1989年に発売され、当時の販売価格はおよそ500万円。芸人としてブレイクする前のウドに手が届くはずもなく、「このときはとてもじゃないけど、僕が東京に来て間もない頃で買えなかったね」と振り返った。

　また「これで4人乗りですからね。スーパーカーで4人乗りってポルシェかGT-Rかっていうくらい」と4人乗り仕様であることに言及し、「みんなのことを思ってるんでしょ。2人しか乗れないじゃないんだもんね」と使い勝手の良さをたたえた。加えて、やや低めの天井については「セダンっていう感じの高さじゃない。やっぱりスポーツカーだからこの屋根の位置。それがそそるんだよなぁ～」としみじみと語っていた。

　このように、「日産スカイラインR32 GT-R」の外観を褒めちぎったウド。次回の動画では、オーナーの厚意で運転席に乗せてもらったときの模様を公開するそうなので、こちらにも注目していきたい。