YouTuberのヒカキンが、5月16日にYouTubeを更新。減量明けのボディービルダーたちに自身がプロデュースしたカップラーメン「みそきん」を振る舞った。

　先日、自身がプロデュースしたカップラーメン「みそきん」。発売以降、売り切れ報告が続出し、多くのYouTuberが動画化している本商品だが、今回ヒカキンは「このラーメンを今一番空腹な人たちに食べてもらいたい」との思いで動画を撮影したという。

　その最も空腹状態な人たちとは、大会明けのボディービルダー。ヒカキンによると、昨年YouTuberのサワヤンがボディビル大会に挑戦し、大会後に美味しそうに食事をしている動画が脳裏に残っているということで、「この世で最も空腹状態な人はボディービルダーなのでは？」という仮説を立てたようだ。

　そしてヒカキンは、実際に大会にも参加したサワヤンとともにボディビルの大会に潜入。選手たちのパフォーマンスを鑑賞した後「みそきん」を振る舞った。この日のために身体を極限まで引き絞ってきたボディービルダーたち。メダルを勝ち取ったチャンピオンたちのなかには今年初めてのラーメンという人も。そんな極限の空腹状態の選手たちは、「みそきん」を食べるなり、「うまい」としみじみひと言。減量明けのジャンクフードをとことんまで楽しんでいた。

　すでにさまざまな人が食し、話題にあげている「みそきん」だが、「もっとも空腹な人たちに食べてもらう」というコンセプトのもと企画立てを行い宣伝を行うのは、YouTubeの王として、長年YouTube動画の最前線に立つヒカキンならでは。「みそきん」のヒットは、彼の単なる知名度に依るものだけでなく、こういった動画の見せ方・出し方ひとつ取っても優れた企画力が寄与していることは疑いようがないだろう。